空手道場へ行ってみる

空手道場といっても、まったく知識がないわけですから、ネットで探したところで、どこがいいなんてことはわかるはずもありません。見せてもらうだけですので、近くがいいだろうと近場を探して、会の方針なんかを軽くみてこれだって決めました。

その道場でもよくある体験入門というのが用意されていましたが、体験なんてとんでもないと見学だけとお願いしました。さて当日指定された時間にその道場へたちよると、イスをだしてくれてそこに座ってくださいとのことでそこへ座って見せてもらうことになりました。ちなみに道場でイスに座らせてもらうなんてことは、あとにも先にもそのときだけでした。しかし、そこで道場生が繰り広げていた稽古はちょっと私にとっては考えられない世界でした。

直接相手を殴る、蹴るの姿です。(試合前は特に激しいのですがそれを見せられました)いやいやないです。サッカーは確かにやっていましたが、蹴るのはボールで人ではありません。ましてや人を殴ったりなんかした覚えは幼いころから思い出してみてもほとんどありません。しかしそこでは見たことない世界が広がっていたわけです。

それを見た瞬間に、これははじめっから無理だな思いましたが、師範や道場生の皆さんが、個人の体力や経験にそった稽古ですから初心者でも大丈夫ですという、非常に優しい言葉をいただきました。今のは試合前なので特別なのですとも。さらに師範は頭いいです。私の年齢から入門なんてできるんですかと聞いたところ、ヤンノリさん見て下さい。彼らは、ヤンノリさんよりずっと年上で途中から入門したのにいまや指導者レベルですから大丈夫ですよ。そしてそのうちの一人が近づいてこられまして、若いなあ。まだまだいくらでも強くなれるからなどなど。

体験ではなく見学に来ただけなのに、ここまで親切に言われては断る理由もなければ勇気もない(皆さんがこわかったです)ため、単に見に来ただけだったはずなのに、あろうことか入門することになりました。

そして稽古がはじまりました。 このあとは私なりの空手の魅力などをお伝えできたらと思います。すべてははじめの一歩とはよく言ったものです。The first step is always the hardest. あとは1mm進めばいいわけです。

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空手,格闘技

Posted by yannori