はじめての讃岐うどん
料理編としての初投稿は「讃岐うどん」です。うどんを作るは料理といっていいかどうか悩みますが、作ることができたらうれしくて、まず間違いのないものができるので料理初心者にはぴったりなアイテムかと思います。
料理に慣れていないひとは、簡単レシピですら、そのとおりには作れません。私がそうだったのでよくわかります。その経験から料理は、なんとか出来るものを何度かやっているうちに、うまくなっていったほうが楽しく上達できると信じています。さてさっそくとりかかりましょう。サイトの趣旨からいっても、料理に不慣れな人のまあいや料理初心者のためのうどん講座です。
まず作りたいうどんの量をきめておきましょう。おすすめは3人前です。この量だと体力使わなくて粉をこねることができるからです。それに万が一失敗してもすぐにまたやりなおせます。そこで3人前の材料をまずそろえます。
小麦粉300g (薄力粉150g 強力粉150g) 片栗粉(適当)
小麦粉って種類あったの?なんていうひともいるかと思いますが、もちろんあります。まあいや粉同士の引きが強い弱いでしょうか。讃岐うどんでは2種類の小麦粉を混ぜたほうがとても美味しくコシのあるうどんができます。
料理に不慣れですと、150gの小麦粉って計量計でまじめにはかると思いますが、慣れてくるとああ1カップ半ねってなります。つまり、1カップ半の薄力、強力をそれぞれ加えるというわけです。水が150gぐらい。そこに塩を15gぐらい溶かして使います。15gは?それは大匙1杯のことです。計りはなくても計量カップと計量スプーンぐらいは買っておいてください。もっとも最近の計量計はディジタル表示で安いですので是非購入を。なんでも使えますから。
それらをまぜるわけです。まあ混ぜ方は一応あるんですけど、料理知らないのにくどくど言われても迷惑ですから、とにかく混ぜまくってください。出来たかたまりをボールとかから取り出して、あとは職人さんがやっているように、何度も押して重ねて、また押してともんでください。そのあたりははっきりいって適当でいいです、気が済むまでもんでください。ビニール袋にいれて職人さんのように、足で踏むとうどん職人気分になれます。
それから、ビニール袋にいれて寝かせますが、経験上2時間そのまま放置しておけばいいです。実は一晩寝かせるというのもありで、そうしたほうがかっこいいですし、実際味もよくなりますが、コシが弱くなります。そこがちょっと気に入らないところです。
さて寝かせたあとはとりだして、まな板とかの上で再びもむわけですが、このときに伸ばして折りたたんでもむ、そしてまた伸ばして折りたたんでもむということをすればよりコシが出ますけど、これまた経験上気分の問題だけで、凝りはじめないうちはそのあたりも適当で問題ないです。
それでは切ります。切る前にとにかく平たく平たく伸ばします。こういうときにうどん用の道具をお持ちでしたらかっこよくできますけど、まあそのためにわざわざはないですからね。さて伸ばし切ったところで、何重かに折りたたみ、それを端から切っていきます。さて、ここで大きなポイントがあります。先に用意した片栗粉は打ち粉(うちこ)といいまして、切ったうどんがお互いにくっつかないようにするためのものです。そのため、まず平たく伸ばしたところで打ち粉を両面まぶします。切ったあとうどんを手ですくって、打ち粉をまぶし、そして皿などにおきます。よく麺を下にたたきつけるようなシーンみたことありませんか。あれは打ち粉をまぶしているのと同時に必要のない打ち粉を落としているんです。失敗するとしたらこの打ち粉のところです。しっかりとまぶしてあげましょう。私が作った8人前のうどんです。8人前はおすすめしません。すんごいつらいです。
ちなみにパスタマシンをおもちのかたは、それを使うとマシンの周りは粉だらけになりますけど、均一に切れます。気が付きましたか?そうなんです、これを使った生パスタの話もあとで出ますので、乞うご期待。