松が剪定(せんてい)できれば自慢できる その話の前に

植物の初投稿としては家庭菜園とか観葉植物とかの話ではなく、いきなりハイレベルな松から入ります。マンション住まいの人には松などといったものとは縁がないでしょうし、だからといって庭をおもちのかたでも松はまあ植えてないと思います。

サザエさんの波平が盆栽をいじっていたりしますけど、いまどきそんな人もいないでしょう。
ではなぜ、松が日本庭園みたいにされている神社仏閣のようなところ以外で見ることがほとんどなくなっていったのか。

庭にそれがあればわかります。そうです、金(維持費)がかかるからです。非常にざっくりですけど、盆栽ではなくそこそこの高さの松1本あたり剪定に5万円はかかります。
それを年に2回はしなくてはなりません。それに消毒と肥料をいれるとさらに数万円とられます。これは1本の話ですので、その本数分維持費が毎年かかります。

実家には4本ありましたので、これだけで年間50万ちかくかかる計算です。庭に松だけといったことはありえませんので、それにその他の剪定費用がかかります。庭を引きつくことになったのは父の体調がわるくなったからですけど、そのときに知り合いの業者に見積もりとったところ、全部で1回80万と言われました。

立ち眩みしそうでした。それを年2回ですから。
これは業者に全部任せるわけにはいかない。自分でやってやる。

これが植物とのかかわりのはじまりでした。正確にいえば、家庭菜園の手伝いはそうなるかなり前からてつだわされていたので、かかわりとしてはもっと前ですが、本格的に引き継いだのはその時点からです。

次回はなぜ松の維持費がダントツで高いのか、そしてそれを剪定できるとなぜ自慢できるのか、それをお話しします。俺でも松ぐらいできるなんて思っていただければ嬉しいです。

植物

Posted by yannori