どの楽器で作曲を行うか
モーツアルトのような天才でない限り、楽譜を書くだけで音楽を完成させることはまずできないでしょう。ましてや訓練をしてきていない初心者ですとなおさらです。
基礎理論の本は読んだ。作曲の本もいくつか読んでみた。となると次は音を確かめるものが必要です。もちろん歌って、またはハミングで確かめることはできますが、はっきりいって、初心者だと無理でしょう。
やはりなんらかの確認するための楽器が必要でしょう。
ここで楽器をすでにお持ちで、多少なりとも演奏できるようでしたら、それを使うのがいいでしょう。
ヤンノリもギターとピアノは多少の心得はあります。さらにドラムも遊ぶ程度にはできます。そこでこれらを使って作曲をやってみようと試みたのですけど、楽器での作曲はあまりうまくいきませんでした。
それは作曲のための経験を持ち合わせていないため、作った音を楽譜に簡単に起こせないんです。それはそうですにわかで身に着けた知識でいきなり楽譜にすることなどできるわけがありません。プロがよくやっているようにはならず、かといっていい加減に書いてしまうと単なるメモにもなりません。
さらに演奏技術がそれほどでもないと、作曲のための伴奏になるよう、楽器演奏の練習をしなければなりません。作曲をしたいのに、楽器の練習しているではいつまでたってもできそうにありません。ギターはピアノよりもコードを弾きやすいので伴奏につかうにはいいでしょう。
しかし、コードを弾きやすい分、単音を出すのがやや面倒です。ピアノのように伴奏とメロディを同時に弾くなんてことをするには向いていません。そのためギターでは歌をうたって合わせるということになると思います。
ギターだといまいち曲のイメージがわかないしうまくいかない。ピアノは作曲にむいているけど、ソラでガシガシコードを弾いてメロディをつけていくほどうまく弾けない。もちろんドラムなどはリズムだけだし、これで曲をイメージできてもメロデイをつけていくなんてことはもともと無理そう。これは困った。
楽器使えても、どうにもうまくいかないと考えた私がふとひらめいたのが、そうだこんなのはコンピュータにやらせようでした。普段コンピュータに接しているのに、どうしてこんなことに気が付かなかったのか。
さっそく今度はコンピュータによる音楽制作DTMのやりかたを調べることにしました。
これなら楽器の演奏が出来なくても問題ありません。
なおDTM(デスクトップミュージック)とはコンピュータで音楽を制作することすべてを指す言葉です。誰がこう命名したのかは知りません。