DTMをやってみる
楽器を使わずにDTMで作曲をやることにしますが、コンピュータは楽器ではないものの楽器と同じように音を出すわけですから
ある意味新しい楽器を習得しているのと同じかもしれまん。
楽器とは違いパソコンについては種類はともかく、間違いなく1台はお持ちだろうと思います。
学校や仕事で結構使っているので使いかたについてはまあ問題ないだろうという方もおられるでしょう。
または、持っているものの、そんなに慣れているとは言えないという方もおられるでしょう。
ヤンノリはITの世界でやってきたひとりですので、パソコンソフトなんかどれも楽勝だのはずでしたが、
やってみるとちょっと様子が違っていました。
PCソフトウエアは扱いが難しいと誰もつかってくれませんので、マニュアルを見なくてもこれまでの他のソフトウエアの経験である程度使えるようになっています。
ゲームなどは典型で、よく遊んでいる人は、見ただけでだいたいやり方がわかるはずです。
ところがDTMはそうはなりません。
別次元という感じです。
そういう意味でDTMは冒頭で書きましたように新しい楽器を習っているのと同じです。
だからといってそんなに難しいのだったらやめとこうと考える必要はありません。
ただ、自分の持っている知識だけでは扱えないだけです。
ここまでDTMという言葉を使ってきましたが、実際にこれから扱うソフトウエアは
DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)といいます。
これも誰がこんな名前をつけたのか私は知りませんが、さらにこのソフトをローマ字読みで「ダウ」とよく言ってます。
ダウがどうのこうのと言っている人がいたら、それはDAWのことです。
ネットを見ると人気のDAWはこれだあれだ、初心者向けにはあれだこれだという投稿をよく見かけますけど、
その内容をみてわかったこれにしようなんて初心者に決めること出来るわけないです。
書いていることはもちろん間違っているわけでありませんし、親切に書いてあります。しかしそれは知識を持っている人だからこそ
わかる内容ですので、そうかわかっただったらこれだなとはならないんです。
アコースティックギターを買おうとしている人に、CFマーティンの中古の安いのにしたらいいよ。10万円ぐらいかかるけど
絶対にすすめるよ。あとまで長く使えて絶対に後悔しないから。
という内容の記事が書いてあって、それみてわかったそうしようと買う人はまずいないと思います。
初心者にはどれだけ丁寧に説明しても感覚的にわからないことが多いため、その程度の助言では動けないんです。
そういう意味でDAWも同じです。
たとえばiPhoneをお持ちならGarageBandというアプリをご存じでしょう。
これもDAWのひとつですが、スマホ用にしていますので、DAWとしてはかなりシンプルな機能しかありません。
これはPCでも提供されていますが残念ながら、DAWとして機能が充実しているというほどではありません。
しかしMacをお持ちの人であれば、GarageBandを使ってみてDAWがどのようなものかを試してみるというのはよいかもしれません。
それで作曲が出来るのであれば、わざわざ使いにくいソフトを選ぶ必要はありません。Macなんか持ってないよという人はやはり何かを選ぶ必要があります。
これからはじめる人のために書いていますが、はっきりいってDAWは結構面倒です。もちろん慣れるまでですが。
GarageBandであれば、すぐに音がでますが、DAWをインストールしてさあやるぞとなっても、音をまともに出すところまで結構時間がかかります。
音を出すこと自身はたいしたことなくても、音楽として音を出すようになるには少し時間がかかります。
この時期が辛抱の時間じゃないでしょうか。
次回はDAWソフトをどうやって選んでいったのかです。