はじめての資格取得 早起きしかない
勉強を毎日やる気になるのか
自分にとって難易度の高いものは、最低必要であろう勉強量をどうしても確保しなければなりません。勉強量、つまり時間の確保ですが、社会人であればこれはなかなか難しいものがあります。
予備校などにお世話になるのであれば、いやがおうでも通いさえすれば勉強を進めてくれるので、それがペースメーカにもなります。
しかし、独学しか選択できない、忙しい立場に置かれている社会人などはどこで時間を見つけるかです。
今一度その勉強の仕方がどうあらねばならないかを考えますと
1.やる気のおこる時間を確保する
2.その時間は出来るだけ集中する
3.記憶を定着させやすくするためには継続させる
つまり、やる気があり集中できる時間を毎日作り出して実行する、ということになりますが、そんなことをすぐに実行できるような人であれば、誰も苦労しないって言いたいぐらいだろうと思います。独学ですから自分の意志で行うしかありませんのでなおさら困難がつきまといます。
しかし、これを可能に出来る時間があります。
勉強のために生活スタイルを変更する
深夜に帰ってくるような毎日をすごされている人も多くおられるでしょうう。早めに仕事が終わったら終わったでストレス発散もかねて帰りに上司や同僚との付き合いもあるでしょう。お酒を飲んだあとに勉強してもこれは意味ありません。
帰りにスポーツなんて人ももちろんいるはずです。これも大切ですが、仕事あとのスポーツ後に勉強もまず無理でしょう。
仮に机に向かっても効率的ではありません。
休日は休みたいでしょうし、イベントがあるかもしれません。ご家庭があるなら、家族を無視して部屋にとじこもるなんていうのも難しいでしょう。
つまり、これまでと同じ生活をしていて勉強する時間を確保することは無理と考えるしかないわけです。
そこで、自分の生活スタイルを変更するしかありません。
早起きをすることがすべて
普段時間がとれないならば、その時間をどこかに作り出すことになるのですが、これは早起きをして早朝に勉強するということ以外に手はありません。
これはギリギリまで寝ていたい人にとっては、勉強するより辛いかもしれません。
しかし、これ以外に手はないのですから、やるしかないでしょう。
はじめのうちは、起きるだけでボーとしてしまい、勉強どころじゃないかもしれませんが、それでいいのです。リズムを作るわけですから。ところが1週間も継続したら、ボーとしなくなり、本が読めるようになります。それを少なくとも平日は、できれば休日まで続けると驚くことに毎日確実に勉強が進んでいる自分を見つけることができます。
早朝勉強の素晴らしいところは、普段の社会人としての生活になんら影響されないところです。毎日付き合いで飲んでもかまいません。
公私ともに多忙な人だからこそ、意思が弱いひとこそ早起きを実践するべきです。
これを読まれているある程度の年齢をとっておられるかたは、いやあ朝はいつも早く眼が覚めるんだよという人につきましては、起きることについてはいきなり出来ています。
それでは、起きてから勉強できるのかというと多分それは出来ないのではと思います。
目が覚めたら、すぐにでも本を読まれている人などは本を読む代わりに勉強すればいいわけですから、楽勝でしょう。しかし多くの早く眼が覚めた人は、なんだかんだとダラダラしているのではないでしょうか。
私の知っているそういう人たちは起きてからはテレビをつけたり、動画を見たりと単に時間を使っているだけで集中しているわけではありません。
そのため、このような人は、朝集中する訓練が必要でしょう。
たぶん、集中できないわ、してもすぐに眠くなるわといった状態じゃないかと思います。
そこを勉強するに変えるという努力が必要になります。
私の場合は
ちょっとしたイベントがあったり残業で夜遅く帰ってくると、勉強という気分にまったくなりませんでした。
そして平日やれなかった分を取り戻そうと休日にやろうとするのですが、これもほとんど無理でした。1日たった1時間という時間を休日に挽回するだけで休日4時間ぐらいやらないといけません。それはできません。
そこで、ここに書いたように早朝無理やり起きることにしましたが、これも起きるだけでかなり辛く、今度は昼間が眠くてたまらなくなりました。
ところが1週間ほど続けてみると、だんだんと昼間も眠くなくなり、起きてすぐには話にならず1時間ぐらいしないと本を開ける元気にもならなかったのですが、それも段々と早いうちにしゃっきっとしはじめます。
リズムが早朝に合い始めてきたわけです。こうやって、私は1時間ないし1時間半の時間を毎日作りだして勉強にあてました。
もっともこれで私は早朝起きて勉強が出来ると言い切るには実は半年はかかりました。
やはりときどきくじけます。特に遅く帰ってきたときなどは。