はじめての資格取得  登録販売者

登録販売者と聞いてその資格にピンと来るかたは、医療系に多少なりともかかわっている人だろうと思います。

かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類に限る)販売を行うための専門資格

がこの資格の出来ることです。
まあいや、コンビニとかで風邪薬とかを売るときにもっていないといけない資格です。
この資格をもっていれば、なんでも売れるのかというと、そうではなく第1類の薬だけは売ることができません。それを売ることが出来るのは薬剤師だけです。

この資格は薬事法の改正にともなって薬剤師だけではとても対応することが出来ないところを埋めるために出来たような資格です。
薬剤師ではないけど、ドラッグストアに勤められている人は、間違いなく必要となる資格ですけど、そんな人たちを除いてはこれをわざわざ取得しにいく方は少ないかと思います。

ではなぜ、お前は取得したんだってことになりますけど、資格を調べていけばわかりますが、この資格は医療系でありながら学校に行かなくても受験資格があって、経験を積んでいればすぐに登録できる唯一の資格といっていいからです。

よって医療系に少しでも関わりたいというかたで、医療系の学校を卒業していない人にとっては、貴重な資格だと思います。
それ以外の人にとっては、どうしてもここから取得する必要はないかと思いますし、あまり推薦したい資格ではないでしょう。

合格率が難易度に直結しているわけではありませんが、合格率は55%ほどですので、それなりに真面目に勉強してれば合格できる資格でしょう。そういう意味でははじめての資格として選ぶのは悪くないです。

私の感覚的な話をしますと合格率10%以下はそれがどんな試験であろうとも、難易度が高いと考えていいですが、逆に30%を超えるような合格率だと頑張ればなんとかなると考えていいと思います。
その間にあたる合格率は数字だけでは判断できないです。

さてこの資格は普通の国家資格とは少し違っています。一番違っているのは、試験が各自治体に任されている点です。試験日も問題もそして合格率もすべて違います。
ブロック分けされていますので、別ブロックも受けることができて多くは受験日が違いますので、年に何回もうけることができます。
登録したいところで受験することを基本としていますが、だからといって、受験したところ以外でその資格が使えないわけではありません。別の場所で登録したいと願い出ればいいわけです。

さて、どこで受けようが同じような問題がでるわけですが、各自治体が主催しているがために、その自治体の都合で合格率がかなりばらついています。この資格が新しく出来たときは、この合格率のばらつきがかなりのものでしたので、遠くても合格率の高いところへわざわざ受けに行くといったことも行われていました。

現在では、そこまでの差はなくなってきますが、やはり合格率が高めと低めが存在します。
受験可能であるなら、やはり合格率が明らかに高いというところであればそちらを選択したほうがよいかと思います。



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Posted by yannori