はじめての資格取得 管理業務主任者 その2
同じ話をしていますが、はじめての資格とはいえ、将来的にも使えそうにないようなものは、時間とお金の無駄になりますので
そういうものはなるべく避けるよう考えられたほうがいいでしょう。
かといって、明らかに使えるって思える資格は難易度が高かったりしますので選ぶのも難しいところです。
さて、私がこの資格を取った理由としましては、やはり将来的に使えるかもしれないなっていうのがまずあります。
年齢が高くても、経験がまったくなくても、持っていればなんとか仕事にありつけそうというのが
最大の魅力です。シニアをすでに意識されているかたは間違いなく、はじめの資格としてはおすすめできます。
広く同じような業界として、不動産屋がありますが、その業界は不動産をどれだけ売っての仕事ですから、そ
の実績をあげれる人のみが優遇されます。
それゆえ、宅建士を持っているから当社に来てくださいなどということには絶対にならないはずです。
これから不動産屋をやりたいから取得するんだという人もそれほどおられるとは思えません。
そんな宅建士がなぜ今もなお人気のある資格なのかは、私としては理解できないところです。
本業を持っていて、宅建士の知識も実は必要になることがあるという人が受けられるのはとても理解できます。
就職活動においてなにかと有利だろうというのも一理あります。
しかし、それら理由によってこの受験者数を説明することは出来そうにありません。
その知識が自分または知人にとって非常に有効になるかというと、不動産ですから、一生の間でその知識をもっていてよかったなんて場面はそうあるわけでもありません。
宅建士を受けるかたは多くおられますが、個人的な意見としては管理業務主任者のほうが使える資格だと
思います。
実際の試験ではこの二つは別物ではなく何かと問題などがかぶるところがあります。
どうせなら両方とるというのはある意味合理的ですが、
どちらかを優先するというのであれば、私は管理業務主任者のほうを押したいです。
私の感想ですが、この試験は思ったより、また周りの話よりもずっと苦戦する場合があります。
私は見事にその罠にかかってしまいました。
その最大の理由は、合格ラインが70%あたりに設定されているということです。
競争試験でないかぎり、大半の資格は60%を超えれば合格します。
ところがこの試験は70%なので、微妙に合格点に届かないことになることがあります。
絶対に解けないだろうっていう問題がある程度ふくまれてますので、それらを除くとこの70%は結構
ハードルが高いものとなります。
勉強されているかたで模擬テストが80%超えだったということも聞こえたりしてきますが、
この試験で模擬テストであっても80%を超えるは相当なかただなと思います。
私は一度としてそのレベルに達したことはありませんでした。
合格したときも、その年の問題が難しかったのか、例年であれば落ちていた点数だったのですが、
合格者数をある程度確保するために、例年より合格点をさげたため私もギリギリ合格ということでした。
最後はやはり運のおかげでした。