やり直しの英語 その4 英語が出来るようになったひとたちを分析してみると
やり直し英語も気が付いたら第4回です。
まだやり直しをはじめるところまで到達しておりません。
やはり、1年半どうだったのかという振り返りをすると、中学校からの英語学習にまで思いはさかのぼってしまいますので
伝えたいことが次々出てくるといったところでしょうか。
今これを読んでいただいている方は、私と間違いなく同じような道を進まれてきたかたでしょうから、やり直しをする前になるべくお互いに挫折することがないようにと情報共有をしたほうがいいかと思います。
ここで繰り返しになりますが語学について
私の知っている事実
1.英語が出来てる友達はUSの大学を出ていた
大学院から行った連中の場合はアイビーリーグだった
2.現地法人でエンジニアとして5年働いていた後輩はたいして英語が出来ないまま帰国した
3.営業として長期間海外勤務をしていた人たちは英語ができていた
4.国内で英語学校や研修で自分に投資していた友達はTOEIC720点で海外に出て行ったが
数年して戻ってきたときに受けたTOEICは前日の飲みの疲れで試験中に寝てしまったが820点とってた。
5.外資系で外国人もいるため、会議もすべて英語で行われているところに就職した友達は英語が出来た
これが私の知っている事実です。
国内外とわず、英語を常時使う仕事なり勉強を何年かしないと使えるという英語まで持ち込めないということです。
これだけだと英語を出来ることはないということになりますが、前回お知らせしているようにこの事実に例外があることに気が付きました。それはすでに書きましたように、楽しんで趣味のように勉強をしている人たちです。
6.常時使う業務をしなくても、海外に行って英語を使うような状況に追い込まれなくても、英語を楽しんで習得していればモノにできる。
書籍やネット情報で3カ月で、半年でモノになったとかいう話には
どれも私は懐疑的です。その人は出来たのでしょう。
しかし私には出来る気がしないし、やってみて出来ている感じがしない。またそれをやって出来たという人の話も聞かない。
サプリメントを使ったユーザの「これで元気になりました」といった意見(個人的感想)というレベルの話しか聞きません。
やはりもしかしたら特別な手があるんじゃないかと思って手をつけてみても
私の知っている事実以上の答えはこれまでは出てこないです。
やり方が悪いんでしょうか。それとも学習能力が低いんでしょうか。
学習能力の問題というふうに思うと、モチベーションは一気に下がりますから、挫折の方向へ一直線です。
そんなことをこれからはじめようとしている人に言いたいわけではありません。
まずは語学習得は一部の人を除いては簡単ではないということをまず認めてしまいましょうということです。
わかった。モノにするのが難しいはわかった。じゃあ段階的に習得していけばいいはずだ。
まずはという話をするときに微妙な話が出てきます。
日常英会話レベルというやつです。
この言葉はとてもあいまいです。
というのは、どのレベルまで学習するのかというときに、必ず出てくるのがこの日常英会話というやつです。
まあいえば、日本人であれば中学生の英語は多少なりとも覚えてますし、単語もそれなりにです。
とすれば、日常の外国人との英語でのやりとりはほぼ誰でも出来ることになります。
たとえば、私なども海外出張に行ったときにお互いに英語がいまいちなドイツ人との英語でのやりとりで
そんなに困ったことはありません。
やろうと思えば身振り手振りを使えば日常のコミュニケーションはそれなりに出来るというわけです。
もちろん、これは学習して得たいレベルではないでしょうけど、まあこの程度なら誰でも出来なくはないかなと思えます。
まずは日常英会話レベルをめざすわけですが、何をもって日常英会話というのかこのあたりも明確にしておく
必要があるかなと今も思います。
初級、中級、上級という言い方をすると、たぶん中級前後ぐらいにこの日常英会話というという設定されて
いるケースが多いような気がします。
そういう意味ではTOEICなどは点数で出ますので、それを指標にするのがわかりやすいわけですが、
これはこれでちょっと英会話の評価とは違うなと感じたりします。
前回のを合わせてまとめますと。
英語をモノにすることは多くの人にとっては難関である。
英語を使う環境に追い込まれた、または追い込んだ人がモノにできている。
ただし楽しんで趣味かのように英語を勉強している人もそのレベルになれる。
さて、ここでもう少し恐ろしい知っている事実を言いますと、モノにできた人も英語を使わないでいると英語力は落ちるということです。モノにできただけではだめだということになります。