やり直しの英語 その5 語学学習の天才シュリーマンにやり方学んでもたぶん無理だわ

2022年3月12日

そろそろ英語はじめませんかと言われそうですが、始める前の準備をもう少しさせてください。
あとで挫折なんてことになったら、学習時間がまったく無駄となりますから、そうならないための準備ですので
もう少しお付き合いください。

語学といえばシュリーマンを思い出します。
シュリーマンは18か国語もの言語を以下のやりかたでモノにしたと自伝で書いています。

1非常に多く音読すること
2毎日1時間あてること
3常に興味ある対象について作文を書くこと
4作成した作文を教師の指導によって訂正すること
5前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること

英語の参考書などや、また英語学校などに通ったりしてこうしなさいと言われることがあります。

それは音読です。

シュリーマンはそのことをはじめに挙げてます。

そして毎日やれと言ってます。それも1時間は。

これは学校などでは言われませんが、何かを習得するときの基本です。
体に覚えさせる、頭にすりこむは毎日の稽古が大切です。

そしてここでは作文をしろと言ってます。それも興味あることでいいと。
ここから先の話が少し難しくなりますが、それを訂正してもらえとなっています。
そしてそれを覚えろと。

作文を見てもらうからは英語の先生でもついていないとちょっと難しいかもしれませんが
英作文の問題をやってみるは、その代わりになるかもしれません。

暗唱するは先生は必要ありません。

シュリーマンの本をはじめて読んだのは中学生あたりだったかと思います。
「古代への情熱」
推薦図書でも出てくるレベルの本です。

このところを読んだときの感想としては、さすが語学習得の天才とまで言われたシュリーマンだ。
たったこれだけのことで、語学を全部習得したんだ。

ずいぶん大人になった今の感想は、
さすがシュリーマン。これだけの努力をしていたからこそ多国語を扱えるようになったんだと。

これだけの努力をしている人はそういません。
追い込んでいたと楽しんでいたの半々だったような気がしますけど、
これだけのことは簡単には出来ません。

シュリーマンよりも語学習得能力が低い私などは、この努力の倍のレベルごときではまったく達成できないでしょう。

18か国語をやるわけではなく、とりあえず英語だけでいいわけですから、それも中学生からやっている。
能力が低いだけにせめてシュリーマンレベルのことはしないとだめだろうなと思います。
シュリーマンの話をみても英語を短期間で習得できるというのはなかなか出来ることではないということになります。

えっ?でもあれだけやればいいんだろと私の中学生のときのような感想をお持ちでしたら、やればわかります。そのことが簡単ではないことが。

シュリーマンをうらやましいなと思うことがあるとすれば、彼は実業家でもあったため、そもそも資金があります。そのため語学のための家庭教師にあたる人がいたことです。
英語の家庭教師がいつもいることを想像すれば、語学習得するものにとってその環境はうらやましい以外の何物でもありません。

次回からそろそろ英語にはいっていきます。もっとも私が出来ている話ではないため、終わりがちょっと見えませんが。

英語

Posted by yannori