はじめての工作(電子系もやろう) その4 ファンを交換したマシンがなんとか動きだした

2022年3月5日

分解して取り出したマザーボードのファンを新しいものに付け替えて、元に戻します。
経験上、バラスのは簡単ですが、元に戻すには苦戦したりします。
その要因は、前の状態を覚えていないにあります。

このようなことにならないように、前の状態を必ず写メなどしておくことをおすすめしているわけです。
外したネジとかも、どこのネジだったのかがわかるようにしておく必要があります。

例えばLCDパネルを外したときのネジは他のものと一緒にするのではなく、LCDパネルにネジをはりつけておきます。
そのときにセロテープなどが必要となります。

こうしておけば、この部品にはこのネジといった具合に頭使わなくても戻すことができます。

ネジは1種類ですますことがメーカからすれば理想ですが、なかなかそうもいかないことがあり、どうしても複数の種類になります。
そんなときに、どこにどのネジは、メーカじゃない限り、すぐにわかるわけありません。
そのため、こういったちょっとした気配りはあとで効いてきます。

ということで組みあがったわけですが、動きませんでした。
ファンは回ってますし、いい感じですが、エラーが出て電源が落ちます。

前回も書きましたように、ハードウエアのエラーが出ても、触れるところはありません。
今回は、温度センサーエラーです。

そんなこと言われても、ファンつけたのに、冷却されてないと言われても困るです。
これは多少知識のある私もお手上げになりそうですし、実際一度は部品とりマシンのジャンクとして棚に片付けました。
仕方がないなと。

しかし、ファン交換したのに壊れてるというのはなんとなく悔しいです。
朝起きたときに、急に思いついたんです。

ハードのチェックが出来るものがないかと。

するとたまたま、昔のマシンのやつで、そんなチェックができるものがありました。
これすら立ち上がらなければ話にもならないんですけど、たまたま動きました。
それによると、DVDを除いて動いているらしいと。

ということはソフトウエア(ここではOSのことです)次第では復旧する可能性があるということか。
しかしいくら復旧プログラムが動いて頑張っても予期せぬエラーが出たので再起動してくださいが出るだけでOSは一向に立ち上がらない。

ゼロから立ち上げてみようと、LinuxやWindowsのインストールディスクをためしてみても、DVDで読み込むものの
これまたエラーで立ち上がらない。

もう手がありません。

もう終わりだと思ったそのときに、またひらめいたんです。
そういやこのマシンはHDDからSSDに換装したマシンだから、元のHDDをつけると、復旧プログラムが動作する前だから
動くかも。

さあやってみました。惜しいところで電源ダウンです。
となると最後の手はHDDの内容をSSDにコピーしよう。

論理的に考えれば、HDDがだめなら、それをコピーしたSSDだって動くわけはないですが、これが最後のチャンスとして
試しました。

驚いたことにOSが立ち上がりました。
そのあと、リカバリーをいろいろしはじめて、なんと正常動作に戻ったではないですか。

最後のSSDでうまくいったはよくわかりませんが、結果オーライということにしておきましょう。

部品とりジャンクから現役で使えるマシンに昇格したわけですから。

コンピュータ

Posted by yannori