はじめての楽器 その1 楽器を始めるにあたって、どれをやるのがいいか
作曲をやりましょうってことで何回か記事を書きましたが、それは作曲はおもしろいよってことだけではなくて、
楽器演奏はちょっとという人にはそちらがおすすめという気持ちがあったからです。
楽器は若いころ、小さいころからやるのでないと楽器をやるハードルは思った以上に高いです。
もちろん、リタイアされてから、気合いれて非常にうまくなったというかたもいますが、かなり例外的かと思います。
なぜ歳をとってからやると、難しいのかというと、それは情熱が続かないのがその一番の原因かと思います。
英語と同じでモチベーションにあたるものが持続しないのです。
どれもこれも同じような話になりますけど、ひたすら練習をしないと結果がでないため、楽しいところまで
持ち込むのに時間がかかるということになります。
楽しくなればしめたものなのですが、そこへの道のりが少し長く、その手前でやめてしまうことになることが多いような気がします。
じゃあ楽器はやめておいたほうがということにはもちろんなりません。
是非トライしてほしいという気持ちです。
楽器はいろいろと選べます。そのため自分にあった、続けやすい楽器を選ぶのがまずは大切かなと考えます。
一番好きな楽器があって、時間が出来たから、やるぞというのは非常にわかりやすい楽器の選びかたです。
そういうかたは別として、なんか楽器をやってみたい、という方には、はやく楽しめそうなものを選ぶのがよいです。
私なりのそれぞれの楽器の特徴を書いてみたいと思います。
はじめてやるんだという「大人からの楽器演奏」の話です。
まず、楽器演奏で考えておかないといけないのは、楽譜が読めるかどうかです。
はじめて楽器やられるかたは、まず読めないのではと思います。
学校の音楽の授業で少しやったぐらいでは、まず読めないと思います。
読めている人はすでに教育されているかたですから、なんらかの楽器は演奏できているはずです。
まずは楽譜が読めないとしますと、楽譜ありきの音楽をやるは楽譜の読み方から勉強しないといけないので、
さけたほうがいいとなります。
大人になってからの楽器演奏ですから、学校で習うようなことは出来るだけスキップしたいはずです。
そうなりますと、まずクラシック音楽などは考えないほうがいいとなります。
もっとも、欲が出てあとでやるはかまいませんが、はじめは避けないとくじけるだけとなります。
そうなりますと楽器はこの時点で絞られてきます。
ポップスでメジャーな楽器となりますと、ギター、キーボード(ピアノなど)、ドラム
このあたりです。
クラシック音楽をやられているかたで楽譜を読めないかたはいませんが、ポップスは
楽譜はそんなに読めなくても困らないジャンルじゃないかなと思います。
こうなりますと、やっぱりギターかピアノかってところに落ち着いてきます。
なんだ、結局なんにも考えなくても選びそうな楽器になるじゃない。
そのとおりなんです。やはりそのあたりに落ち着いてくるのですけど、
ただキーボードについては、音楽として楽しむためには、いくらポップスだからといって
そこそこの練習は必要となります。
キーボードはギターと違って、これだけやってるだけで音楽になるっていうものがありません。
それはリズムをとるのが難しい楽器だからです。
そのため、コード(和音)のみで楽しもうとしても、ある程度の種類のコードをスムーズに弾けないと
まったく楽しくないです。
当たり前ですけど、両手で弾かないといけません。
別の楽器、例えば誰かがギターでも弾いてくれていればいいんでしょうけど、練習は基本ひとりですから、ほんとつまらないと思います。
そういう意味では、ギターがはじめてやるにはよいのではという誰でも予想するような
結果となります。