はじめての楽器 その2 やはりギターをやるのがいいみたい。では終わりませんよ。

結局ギターがよさそうっていうオチになり、なんだあ、せっかく記事を参考にしようと思ったのに、
とがっかりしたかもしれない方にはあとで楽しい話が。

ギターがよさそうだということで、ここでなぜギターがよさそうかといいますと、消去法で残るのがこれだっていうこともありますけど、
手にとってみるとわかります。

ギターはサウスポーでなければ、左手でギターネックをつかみ、右手でピックをもちます。

そして弾くわけですが、アコースティックギターで弾くならば、左手はしかるべきポジションに指を置きます。
右手は上から下、または下から上などでそれなりの速度ではじきます。
これで和音が鳴り響きます。

これはすごいなんて考えて弾いている人はいませんけど、ピアノをやることと比べてみるとこれで音が出ていることがすごいことがわかります。

まず、音は片手で決めています。つまり左手です。ピアノは両手で決める必要があります。

次に音を決めるのに、ピアノですと、押した鍵しか音が出せません。

ギターは開放弦、つまり押さえていない弦の音も使えます。

つまり、1本の指を押さえるだけでも和音がならせます。しかも6音も鳴ります。
ピアノはそうはいきません。
和音を実際に構成しないと和音になりません。
6音ならすには、6か所押さえないといけなくなります。

ギターですと、左手でどこを押えるかをほんの少し覚えるだけで、綺麗に和音が出ます。
そんなやさしいコードだけで歌えるような曲を選べば、その日から弾き語りが出来るようになるというわけです。

ピアノはそういう意味では、難易度がかなり高くなり、弾き語りが出来るようになるのは
相当練習したあとですので、そうなる前にくじけてしまう可能性が高くなります。

小さいころにピアノの練習をしていたかたは多いかと思います。私もそのひとりです。
あとで思うに、それは小さいころだったから出来たのではないかという気がします。

親に言われて、イヤイヤの人も多かったでしょうが、大人になるとイヤイヤやるということがそもそも出来ません。
そういう楽器がピアノじゃないかなって思います。

そうですから、いい歳をしてからピアノにうまくなるには相当な気合とそして練習量が必要となります。
そこまでの時間をかけてまでうまくなりたいのかということで、価値観をいま一度考えるという世界になるかもしれません。

その点、ギターは練習量に見合った曲をそのときに選べばいいわけですから、相当敷居が下がります。

ピアノも自分のスキルに見合た曲を練習曲として選びますが、大人としては許せないぐらいつまらない曲になります。
大人としては続けにくいでしょう。

だからギターにしたほうが断然いいですという話で続くわけではありません。
ギターですと多くのかたが解説されていますし、それを私がわざわざここでやる意味もありません。

それでちょっと試してほしいのが、ドラムなんです。

音楽

Posted by yannori