はじめての楽器 その4 ドラムの話の前にもうすこし楽器について考えてみる
ギターがいいと言っておきながら、そして音楽教室に行ってピアノを習ったほうがいいといいながら
ドラムのほうがいいとはよくわかりませんと言われそうです。
ドラムの話をする前に、楽器選びで易しい難しいという話の前に選ぶために考慮しなくてはならないことがあります。
わざわざ私がいうまでもないことですが、大きく2つあると考えられます。
1つ目は、楽器をどうやって手にいれるかです。
資金に余裕がかなりある人でなければ、まあこれがいいからとプロが使うようなものを購入するというのは
ちょっと無理があります。
だからって、例えばピアノを買うなんてこともちょっと難しいでしょう。
一番いいのは、誰かに譲ってもらうです。
ギターあたりですと、買ったものの使っていないなんてかたも結構いますから、
そういうものを譲ってもらうか、またはしばらく貸してというのもいいかと思います。
私の経験ではギター以外だと購入するしかないかもしれません。
ほんとたまたま買い替えるなんて人がいたらいいですけど。
楽器をころころ買い替えている人はあまりいませんので、そんな人を見つけるのは難しいでしょう。
プロが使うようなものを選ぶのでなければ、ギターは新品でもかなり安く買うことができます。
こういう面から考えても、やはりギターが楽器としてはやりやすいということになります。
2つ目は一番気にしなければならない音を出す環境です。
アパートやマンションですと、普通に買うとすれば、かなりの楽器をあきらめる必要があります。
やるにしても、それらに気を使ったかたちにしなければなりません。
まあいや防音室を作ってピアノの練習をするような話です。
200万円ぐらいはかかります。
そんなこと言われても無理だとなれば、次の選択肢としては、音を出さない、出さなくて済むという
楽器になります。
アコースティックギターですと、小さな音でそれも人が寝ている時間は避けるなどの工夫が必要となります。
そんなのいやだあということですと、サイレントギターというジャンルのものをえらぶのがいいかと思います。
私などは、ソリッドギターを弾くようにしています。
サイレントギターと同じぐらいの音しかでません。
じゃあ、ピアノはディジタルピアノとかそういうのだったらいいだろうと思いがちですけど、
キーボードはキーを押したときの振動が床から伝わりますので、何万円もする吸音シートとかで対処したりしないといけません。
これはディジタルピアノだけでなくキーボードのどれにもあてはまります。
そうなりますとアパートマンション住まいの人は音を出さなくてもキーボードなどは迷惑ということになります。
じゃあドラムなんかとんでもないじゃないか。
そのとおりです。
アパートマンションではドラムをやるという選択肢はありません。
よって、これからおすすめするドラムは戸建ての人のみにおすすめすることになります。
こうやってみると楽器をやるはいろんなハードルがあります。
すでにうまいのであれば、スタジオを借りて練習するというのものありますけど初心者で
スタジオ借りてやるは、ちょっとつらいと思います。