はじめての楽器 その11 スネアドラムの大切を理解したら、次はハイハットシンバル

ほんとスネアドラムは大切で、スネアドラムだけで音楽は十分になりたつということですけど、その次に大切なのがあります。

それは左にある「ハイハットシンバル」です。シンバルがふたつ上下に重なっていてペダルを踏むと閉じます(音がします)。
シンバルは普通はたたくと音が出るようにしている円形の金属のことです。
その作り方や大きさなどから音色が変わるのは誰だって想像できます。

しかし、このハイハットシンバルは、2枚の金属が合わさるようになっています。
小学校の音楽会で登場する両手でならすシンバルと同じです。

違うのは、それが左右ではなくて、上下で、手ではなく、足でペダルを踏むことによって、お互いが合わさる、つまり閉じるように作られています。
スネアドラムが単なるドラムだけでばなかったように、ハイハットシンバルもスティックでたたいたら音がする以上の構造をしています。
シンバルの中で一番バリエーションの多い音を作ることができるように作られています。

なぜこれが大切かはやってみるとわかりますが、このシンバルが個性的な音を出せるという以上にリズムの中心になる楽器だからです。言い方をかえれば、バリエーションの多いシンバルだからこそ、リズムの要の役割を担うことができるということになります。

このふたつだけで、演奏のかなり(リズムを組み立てる)が作り出せます。
ドラムやらシンバルを周りにいくつ置いてあっても、音の要はこの二つです。

ポップスが好きで、このドラムがいいんだよなということを言えるひとでも、この二つがすべての中心になっているという
基本中の基本は意外と知らないものです。
まさにこの人とは私自身だったわけですけど。

この2つだけでとりあえずはいいとわかったので、じゃあやれそうだから、やるかにはならないでしょう。
本当にそうなのかがいまいち実感出来ないからです。

これを解決するのは、ドラムをやっている人をなんとか見つけて、ほんの少しだけでも、てほどきをうけるのが一番いい方法です。
または体験入門なんてやっているドラム教室がいいかと思います。

そう言っている私は、これらをやってきたわけではありません。
えいやあで購入したわけですが、あとから思うに、ここに書いてあるようなことを先に知っていたら
もっと早く購入してさっさと練習をしていたように思います。

実際は、購入前にドラムレッスン動画をいくつか参考にさせていただきました。
購入前にある程度のスキルを身につけたかったからです。

しかし、ちっとも楽しくもなく、勧められた練習も身がはいらないまま、時間だけがやたら過ぎてしまい、
これはダメだこのままだと購入決断する時期は永遠に未定になりそうだです。
だからといって、購入を断念する理由も見つからわないわけです。

そこで失敗してもいいからと購入することに決めたわけです。

購入してみてわかったことは、購入前に練習という名前の時間をそこそこかけていたにもかかわらず
ほぼゼロ初心者であることに気が付いたというわけです。

それまでの時間はなんだったのでしょうという状態になりました。
もったいない時間を過ごしてしまいました。というか練習になっていなかったというのが実際のところです。

なぜ、こんなつまらない失敗談を購入前にお話しているかといいますと、
私が参考にしたレッスン動画のかたがたが、家での練習はこれで十分ですというやりかたをやれるならば、
購入しなくても済むというのはあとでわかりました。

私はできませんでしたが。

次は、購入しないでおうちでやれる練習を紹介したいと思います。
私はまったくできませんでしたが、ここまで読まれたかただと、やれる気がします。

なぜ、それで練習になるのかもわかります。

この練習をなぜするのかを自分でしっかりと納得しないまま、単純に見える練習をやることは
大人には無理だという典型のことだったような気がします。

英語の先生がシャドーイングを毎日しなさいと言ったとしても、大人であれば、はいわかりましたやります
とはならないと思います。
なぜ、それをやる必要があるんだということをしっかりと理解しないと10人中10人がたぶんやらないと思います。少しぐらいはやるでしょうけど。
それと同じだろうと思います。

音楽

Posted by yannori