はじめての楽器 その13 電子ドラムを買ってしまったらもうやるしかない
ここまでの話のまとめをしますと、まずはドラムを体験してみましょうからはじまります。
大きな楽器屋に行くと電子ドラムをたたかせてもらえますが、まったくやったことないと、座ったところで、
まず叩くということにはならないと思います。
そのため、誰か指導してくれる人と一緒に経験しないといけないでしょう。
そのような友達が近くにいればいいですけど、いない場合はこれだけでも十分敷居の高い話になります。
ただし1回とか2回とかぐらいですと、やってみたいという気持ちにはなりますが、練習のやり方がわかりません。
そこでネットの動画を参考にしたりしますが、ドラムありきの動画ですので、私のようにドラムを買うところから
はじめてしまうことになります。
しかし、ここで、もう少し教えてもらうことができれば、ゴム板や漫画本で普段の練習としては十分問題ないということが
わかります。
集合住宅にお住まいのかたでしたら、電子ドラムも購入はやめておいたほうがいいと思いますので、
そういう場合はゴム板あたりで練習したいものです。
音についてはスネアだけでもいいし、ハイハットがあればほとんど大丈夫ということを体で感じていれば
ゴム板で家で練習をして、実際に音を出すのは、そういったスタジオにときどき行くか、
または、電子ドラムをたたかせてくれる、友達の家などでもいいかもしれません。
そういう気持ちになれなかった私は購入してセッティングしたところからスタートします。
もっともセッティングといいますけど、自分のベストポジションはまったくわかっていないので、
このあたりじゃないかなぐらいに配置します。
そのあとは教則本あるいはネットの動画を参考にして練習することになります。
さてはじめに何をやるかですが、ずばり8ビートです。
スネアとハイハットとバスドラだけで構成します。
ひたすら、両手と右足だけでリズムをとります。左足は踏みっぱなしです。
これをやるとわかりますが、よく聞く音楽のかなりが、このリズムパターンであることが肌で感じられます。
つまり、これだけやってるだけで、演奏できている気分になれるわけです。
まず、これを永遠に続けられるような感じにしていくのがとにもかくにも基本です。
それでわかるわけです。
あれっ、ドラムの音は出ないけどゴム板叩いているのとかわんないじゃんってことです。
ほんとそうなんです。