ひさびさに昔お世話になっていた空手道場に行ってみました

現在私がお世話になっているところとは違い、はじめて入門させてもらった道場に先日行ってみました。
8年ぶりぐらいです。

空手をぜひやってみてくださいと言いたいところですが、若いかたならともかく、ある程度の年齢になりますと、
さすがに、私でもおすすめしますとは言いにくくなります。
私自身が若いときの入門ではなかったため経験上どうしてもそう思ってしまいます。

理由としましては、道場にはそれぞれに流派があり、さらに道場としての方針というものがあるため、その方針にあったところでないと、それこそあっという間に挫折をしてしまうからです。
これが若い方であれば、道場の方針が違っていてもそれなりこなせますが、社会人であれば、
普段の仕事もあるなかの時間を作っての稽古となりますから、モチベーションを維持できなければ
あっという間に行かなくなるであろうことは容易に想像できます。

楽器でも上手になっていかないと音楽教室は続けられませんが、格闘技とかですと、うまくなるために
どうしても体力を使わなくてはなりません。

社会人で体を使わない仕事をしている場合、年齢とともに体力は失われていってるはずですから、
稽古で体力を使うはジムにちょっと通う以上につらいと感じることでしょう。
ジムも通い続けるは難しいものです。

そんなものですので強くはおすすめできないとなります。
やはり継続は大切ですが、無理しなければ継続できないものは、やはり後回しにしたほうがいいでしょう。

さて、そんな道場に久々に足を踏み入れるわけですが、当然かつてのメンバーもかなり変わっているでしょうし
多少のアウエー感はいなめないだろうと思っていました。

さて実際に道場をのぞきますと、先に少年部(小学生まで)が先に稽古をしており、そこにサポートで入っているかたがたを
見ると、すぐにわかる昔変わらぬ人たちを見つけることができました。

それだけで、うれしいものです。
少年部が終わり、一般部の稽古がはじまり、そこには知らない人たち、特に若い人たちが当然いました。
8年ですから、それは当然です。

ところがここで不思議なことがおこりました。
なぜなら、その若い人たちの一部が私を知っているようなのです。

お気づきでしょうか
そうなんです。
8年前に小学生、つまり少年部にいた人たちだったわけです。
小学生でも8年もたちますと立派な大人となります。

つまり、本当に初対面の人はほとんどいなかったわけです。
8年ぶりに登場したものの、いきなりこれまでずっと稽古してたかのような対応をしてもらい
こんなことがあるんだと感動した次第です。

これはたぶん武道をやっているもの同士の独特の関係ではないかと思います。
もちろん、単に武道だからというわけではなく、道場生の皆さんのもともと持っている気持ちのよさと、それを束ねている会長や師範の考えによるところは多いでしょう。

こんなことを私も味わってみたいというかたは、武道を是非やられたらよいと心の底から思いますし、
勧めたく思います。ただ、楽というわけではありません。

さて実際の稽古のほうですが久々だからといってそんなに楽をさせてくれるようなことにはなりませんので、
次の日は筋トレをしているにも関わらず、結構な筋肉痛が起こっていました。

空手

Posted by yannori