はじめての楽器 その14 8ビート知っているだけで、ドラムはやる気になるんだけど
ドラムを買ってしまったあとの話は、楽器講座みたいになりますので、以降は別のかたがたにお願いするとして、
入口だけは紹介させてください。
8ビートだけやれるとすっかりいい気分になれるという話をしました。
この8ビートについて具体的な話をしますと
ハイハットは左手前にあるシンバルのことですがそれを右手でたたきます。
そのときに、ハイハットは左足で踏込んだままです。
つまり2つのシンバルは閉じた状態です。
まずは左手でこれをずっと一定のリズムでたたきます。
閉じてますので、音としては「ツ」という感じです。
あと右足(バスドラムをたたく)と左手(スネアをたたく)が残っていますので、ハイハットを4回たたくときに、
1回ずつ叩きます。
どこにバスドラとスネアをいれるかは人によってちがいますが、一番ポピュラーなのは
バズドラははじめの拍です。スネアは3拍目です。
1泊目にハイハットと同時にバスドラムをいれて、2拍目はハイハットのみ、3拍目はハイハットとスネア、4拍目はハイハットのみ。
これを2回繰り返すと8回ですので、8ビートの出来上がりです。
ドラムは音階とは違いリズムですので、歌って音を出すわけにもいかず、擬音を使って練習することが薦められています。それに従いますと、 バスドラは「ド」、スネアは「タ」でハイハットは「ツ」となりますので、聞こえ方としては
「ド ツ タ ツ」になります。
8ビートなので2回繰り返しますと
「ド ツ タ ツ ド ツ タ ツ」と8回になります。
これが8ビートです。
ドラムを目の前にせずに、想像だけでは、内容についてはピンとこないかもしれません。
そうなんです。私もまさにそのとおりでして、教えてくれているかたがたは、ドラムがなくても
これぐらいはわかるでしょうと思うのですけど、ドラムをたたいたことがない人にとっては、まったく
感じがつかめません。
もちろん、実際い叩いておしえてくれるわけですけど、人のを見るのと、自分でやるのとは
かなり違ってますのでそこがつらいところです。
ここのギャップはかなり大きいものですので、このギャップを埋めるために、誰かに叩かせてもらうということが
必要かなと思います。
しかし、これだけ出来ただけでかなり興奮することは間違いありません。
楽器は、ドラムに限らず、さわったことがないものを教えてもらってもあまり感覚として理解できません。
そんな楽器の中でドラムは音の迫力もさることながら、単純にリズムをキープすることがまずは生命線であることを
考えると、楽器を直接触らずして理解することはかなり難しい楽器のように感じます。