シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 過去の自慢もそして現在の自慢もしないようになる

たまたまですけど、シニアの方といろんなところでお会いすることがあり、お話を聞いていて
こういう人になりたいなという人と、あまりこういう人にはなりたくないなという人と
2極化しているように見えてしまいます。

それはなぜかと思うと、少なくとも一般的なシニアは昔でいうところの長老といった
偉い人扱いではなく、どちらかといえば、社会からはずれている人という
イメージがあるような気がします。

つまり、シニアであることを誇らしく思っている人もあまりみかけませんし、
シニアであることだけで尊敬されることも少ないでしょう。

そのため、現役のひとたちが活躍する社会においては、シニアというだけで
ややマイナスイメージではないでしょうか。

それゆえ、生き生きとしているだけで、尊敬の対象になりますし、
逆に努力をしておらず、時間だけをやたら無駄なことに使っている人は、現役世代からは
相手したくない人という立場にますますなり、この両者の差が明らかに開いていってる気がします。

生き生きしているひとは今に生きていますから、過去のよき時代を懐かしむこともなく、
当然にして人に自慢かのように聞かせることもありません。

それに比べ、無駄な時間の使い方をしている人は、過去のこと以外に話す内容はありませんから、
つい周りに自慢のように過去を話してしまうことになります。

こちらから、聞いてもないのに、そんな話をされると、次からは話をしたくないとなります。
そうやって、若い人たちと話が合わなくなるので、結果として同じような人たちとつるむことになります。
生き生きとしているひとは、昼間から酒を飲ませるような店に行ったり、パチンコなどはしていないはずです。
時間がもったいないですから。

そういう人たちと付き合うなという意味ではありませんが、一緒に行動はしないほうがいいとは言えます。

さて、そんな過去を振り返らずに前を見ている人はどんな人も尊敬に値するかというとそれは違います。
なかには、そんな自分を自慢する人もいるからです。

シニアでありながら、あれもやりこれもやりと忙しい。
それは素敵なことですけど、それを自慢するようでは、まったく意味がないと言えます。

そういう人は、遅かれ早かれ、無駄な時間をつぶしている人たちと同じ道を歩んでいくかもしれません。
生き生きとするためには、社会と、そう人間とつながっていく必要があるわけですが、それが断ち切られてしまいます。

昔なら若いなあ君はと言われて許されたようなことを、シニアでそういう行動をとったら、
それだけで相手にされなくなります。

そうなんです若くないんです。若くないので、より厳しく見られるはずなんです。
だから、自分ではシニアだから、どうせ誰も気にもとめてくれないだろうと思っていたとしても、
実際はより厳しい見方をされることを忘れないようにしないといけいないでしょう。

そんなことをシニアになってから、周りから厳しい見方をされても大丈夫だという行動をするは、簡単なことではありません。
シニア前の忙しいときから準備をはじめるべきでしょう。

時間が出来たらやろうという考えはあまりにも楽天的です。
忙しい今であっても出来るものだけが、将来にわたって続けられるものだろうと思います。

シニア

Posted by yannori