やり直しの英語 その69 ロールプレイはなかなか楽しい
英会話の教材には、実践で使えるようにと、空港ではとか、ホテルではとか、ショッピングでとか、
そんないくつかのあり得るシチュエーションでの英会話のやりとりが載っています。
これで海外旅行も大丈夫といったタイトルで、売られている本も結構あるかと思います。
私も何冊か持っています。正確にいえば本棚に飾っています。
簡単な英会話が中心ですから、実際に読んでみてはいますが、はっきりいって、これでうまく話せるとは思えないです。
そもそも、まったく同じような英会話のやりとりにならないですから。
一番はじめのやりとりは確かに教材と同じで使えます。
しかし、そこで終わりです。なぜなら、はじめのこちらが想定できる内容は理解できても、
それ以降出てくる相手の話は聞き取るのも難しいですし、聞き取れたとしても、次に英語で返すことができません。
結果、あ~、う~っていう感じになってしまいます。
だからといって、そういうシチュエーションを想定して教材を作るは間違っているわけではもちろんありません。
そういうのを学習したあとに、それを実際に使ってみる場が必要だということです。
そういう意味も含めて、ロールプレイはすぐれた学習方法じゃないかと思います。
本番により近い状況ですから、教材どおりのやりとりにはなりません。
そのため、一生懸命、英文を作り出して話すことになります。
まあいや、自分の英語を試してみるいい機会ということです。
今回先生のアシスト役というかたちでロールプレイをやらせてもらいました。、
私のほうは話をどんどんふる立場ですが、いろんな話を繰り出さないといけないので、
こちらはこちらで勉強になります。
まあなんといっても、ロールプレイとはひらたく言えば演劇と同じですから、気持ちが乗ると楽しいです。
私なりに趣向をこらしたつもりですけど、皆さんが喜んでくれたかどうかちょっと聞いてみたい気がします。