はじめてのジャズギター その5 一度に練習しなくても少しづつ練習でいけそう
ギターを少しやっていたからといって、長い間ずっとギタースタンドに飾っていて
1年間でやることといえば、たまったほこりを、部屋の掃除のときについでに払いのけるぐらいだった私です。
そんな私ですから、初心者とほぼ変わらない状態からのジャズギターのトライです。
ギターをやられているかたなら、お分かりのように、ある程度やると左指がギター用になってくるんですね。
具体的に言えば、弦を押さえると指先とかが、それなりに痛くなってくるんですけど、慣れてくると硬くなってきて
痛くなくなってきます。
今回のジャズギターはソリッドギターですので、アコースティックギターほど力をいれて押さえる必要はありませんが、
初心者と同じ状態に戻っていますから、それでも痛いものは痛い。
そんな昔そうだった状態からやり始めましたが、毎日少しづつ練習しているとですね、やっていたときと同じような
感覚の指先になってきます。
そうなったかといって、これでいくらでも弾けるぜとならないのはご想像のとおりです。
ただ、そういう状態になるとですね、弦を押さえやすくなるというのは事実です。
それで練習なんですが、まずはバッキングのためにジャズコードをマスターしようとしているわけです。
ギターコードなんて簡単じゃないんですかと言われそうですが、ジャズのコードはちょっと違います。
これは宇田さんの動画を参考にしていただくとよくわかるのですけど、前にも言いましたようにギターは6弦で構成されていますが、
ジャズでは6弦弾いてしまうと、音がうるさくて邪魔ということで、だいたい4弦で弾くそうです。
このことを私はまったく知りませんでした。
そのため、ギターコードとして初心者がはじめに覚えるようなコードは使わないんです。
アコースティックギターではじめに覚えるのは開放弦を使ったコードです。
弦を指であまり押さえなくて鳴らせますし、なんといっても迫力のあるいい音がします。
6弦あるのに、4弦しか弾かないわけですが、これは4弦だけを弾くという感覚ではなくて、
どちらかといえば、2弦は弾かないという感じです。
ギターに多少心得がある人ならば、どうやればいいって普通考えますよね。
そのとおりで、それを実現するための押さえ方があるんです。
ポピュラー音楽を練習曲にしていた人はまず押さえないだろうという押さえ方です。
6弦あるのに、4弦しか使わないという局面がそもそもありません。
音が大きいならば、全体をミュートしながら弾いたり、弱く弾いたりとかで対応してきたはずですから。
私も同じでしたので、今はこれまでに使ったことのない押さえ方を中心に練習をしています。
その練習の頻度ですが、毎朝10分程度、いや5分のときもありますが、そのほとんど押さえたことのないコードのいくつかを
音楽になっていませんが、あれやこれやと4ビートぐらいで押さえては弾いています。
それがですね。たった5分や10分しかやらないんですけど、毎日やってるとそれなりに弾けてくるんです。
毎日少しづつやればいいというこのサイトの方針で、十分やれるようになってくるんです。
やはり継続というのは、かなりのパワーを持っています。
継続するのは非常に難しいけど、これほど効果があるものもないというところから、このサイトをはじめました。
しかし、このように効果が実際に出てくるとですね、継続するのは難しいという気持ちがだんだんとなくなってきます。
継続すればいいわけですから、進み具合は問題にしておらず、少しづつやればいいわけです。まさに1mmで十分。
このほうが断然楽だわあっていう気持ちになってきます。
そうなですね。多くやろうとするから、多くやらないとダメな予定を組んでしまうから、継続は苦痛以外の何物でもないわけですけど、
量をおもいっきり減らしてもいいいよ、継続さえしていればということであれば、こちらのほうがほんと楽です。
1mmも進んでいないじゃないかではなく、毎日1mm進んだらいいんだよというのは、自分を前進させるに
これほど楽で効果的なものはないと実感します。
1mm毎日できるのなら、これを1cmにしたってそんなに変わらないですよね。
進みが悪いと思うなら、そうすればいいわけです。
受験期に継続は力なりという言葉を知って、それはわかってるけどそんなもの出来たら苦労しないと
思っていた私が今は継続のほうが簡単だと思っているとはなんと不思議な話です。