はじめてのジャズギター その6 まだバッキングもできてないけど、昔やっていたのも練習しよう

慣れていない押さえ方というのは、早い話初心者と同じ状態ですから、とにかく練習するしかありません。
とはいえ、少しずつですが毎朝出勤前に練習していますから、段々とスムーズになってきます。

楽しんでもらえるようにと作られている練習用のカラオケにも十分に合わせられるようになっています。

これらが出来るようになると、次はコード名を見ただけで瞬時にバッキングができるようになるが目標となります。

ポピュラー音楽を歌うために楽譜をみますと、歌詞だけでなく間違いなくコードがのっています。
そのコードは主にキーボードとかをやられる方のためではなくて、ギターをやられている方のためです。

ギターは実に便利で、コードさえわかれば、ガチャガチャかき鳴らしているだけで、十分伴奏になります。

そのときに、ギターに覚えがある人であれば、コードをみただけでその音を出すことができます。
もちろん、簡単に押さえられるコードを多用しますから、弾き語りもできます。

ところがジャズギターは4音しか使わないという制約から簡単なコードを使うことができません。
そのため、フレットの高い位置でコードを弾く必要が出てきます。
そうなるととたんに弾けなくなるというのが、まさに私の状態です。

ひとつのコードで何種類かの押さえ方が出来るわけですが、ほとんどの方は1種類かまたはせいぜい2種類の押さえ方しか
覚えていないんじゃないかと思います。

それではだめだということで、今の練習があります。
コード理論をお話するわけではありませんが、コードはルート音というものが必ずあって、そのルート音を中心に
コードを作ります。

つまりルート音を指板(フレットのあるところです)上で瞬時に押さえることができなくてはなりません。
キーボードでは一つの音は一か所しか存在しませんが、ギターは同じ音でも数か所存在しますので、それも覚えてしまう必要があります。

コードの押さえ方をおぼえて、ルート音を覚えたらはじめて、指示されたコードを自由自在に押さえることができるようになるという話です。

そうなるにはもう少し練習が必要そうですが、こうやっているうちに何やら欲のようなものが出てきます。

それはジャズギターに対する欲ではなくて、昔やっていたポップス音楽をちょっと練習しておこうかなというものです。
昔出来ていても、今は出来なくなっているものが結構あるわけですが、ジャズギターとはいえ同じギターの練習です。

かつて出来ていたものを出来るようになるのは、そう難しくないかなと思ってきたりしています。

ちょっとでいいからと毎日やっていると、欲が出てきて、もっとやろうかなと思ってくるものです。
この感覚なんです。継続していることの大きなメリットは。

音楽

Posted by yannori