やり直しの英語 その71 言語そのものに文化がある

そんなことはまったく思っていなかったのですが、言語は文化そのものであるようです。
言語を研究されているかたがたにとってはそれは当然のことのようです。

そう考えますと、相手国の文化をほとんど知らないたとえば私などは、英語などいくらやっても出来るわけがないというのが
答えです。

じゃああきらめるのか?という話にはならず、そこまで深いものなので、興味をもってやってみる価値があるということです。

やればやるほど深くなるのが語学だなと思いながら英語についての書籍を読んでいます。

筋トレでは谷本先生のように、科学的根拠をもって推奨されている人のいうことを聞くのが一番だと感じたため、
語学であっても、その道の研究者の本を読んでみようと読んでみたら、ほんと勉強になります。

ノウハウを経験から教えてくれるかたがたも、自分で経験しているわけですから説得力はもちろんあります。
しかし、その人だからこそというのが効果を得るための前提となっているわけですから、
それを私がやっても同じとはならないはずです。

その点、科学的根拠や学術的な根拠ならびに歴史などからくる話は、あなただから出来たんですよねという話にはなりません。
それは事実なわけですから。
疑う余地がないというはなしです。

さて、そんな言語を研究しているかたがたの本をパラパラ読んでみますと、それができるかどうかは別にしまして
ビジネスですぐにでも英語が必要ということでなければ、英米文学を読むことが言語を理解するには
結果近道ということが書かれていたりしました。

たまたま私は英語の書籍を読んでいますが、かなり難しいです。
易しいといわれている、老人と海ですら日本語訳でもう一度ゆっくりと確認していますし、
シャーロックホームズも、面白くて、どんどん先が読みたくなるという境地には至っていません。
もう少し読み進めるとそうなるかもしれませんが、今は依頼者のことでどうのこうの、解決してほしい内容がどうのこうの
と前段階ですから、事件や謎のところまできていませんので、ちっとも面白くありません。

これを英語学習のはじめとしてやったほうがいいは、かなりハードルが高いのではと感じます。

実際に高校教科書でどんな文学が使われているのか少し調べてみました。
なんと、英米文学は皆無に近いです。

これを文学と呼んでいいのかどうかわかりませんが、せいぜいハリーポッターあたりです。
スターウオーズまであります。

高校英語教育という意味では英米文学は時代にそくさないということのようです。
それよりもオーラルコミュニケーションやマルチメディアのほうに力をいれようということのようです。

そうなりますと、英米文学は、まさにそれらを専門に教える大学などでのみ触れるということになります。
なんかさみしい気もしますが、それが時代の要請ということになるのでしょう。

英語

Posted by yannori