蜂のこわさと駆除方法

2022年7月3日

地方に住まれている方などでは家などで蜂と遭遇することがあると思います。

それ以外のかたでは、いまどきは蜂は公園にもいませんし、せいぜいハイキングなどで出会うぐらいでしょう。

ところが、そこそこの広さの庭をお持ちで、そこにいろいろな樹木が植えてある場合は、蜂に出会うこともあるはずです。

私のところも、そんな家ですが、蜂そのものは刺激しなければ、通りすぎるぐらいで気にする必要もありませんが、
そこにハチの巣があれば事情はちょっと違ってきます。

ハチの巣の抜け殻しかみていないかたにとっては、想像しにくいことですが、ハチの巣が出来はじめているときは、
それはもう蜂がガンガン近寄ってきてはまた離れていくを繰り返します。

それでも、巣のある位置が、まず近寄ることがないところであれば、まあそれほど気にする必要がないかもしれません。

ところがその巣が運悪く、人間の出入りするところ近くにできていたら、駆除するしかありません。

ないとは思いますが、それがスズメ蜂であれば、危険なので、行政にお願いして駆除してもらったほうが安全です。
スズメ蜂じゃなくても、足長蜂などであれば、結構大きいですから、こんなのに刺されたらたまったものじゃありませんので、
この場合も駆除します。

蜂は刺激しなければ、基本向こうから襲ってくることはまずありませんが、こちらがその気がなくても、
我々が向かってくると解釈されてる場合があります。
そうなると攻撃してきますので、それは危険です。

その駆除方法なのですが、昔からやられていたのは、火で巣を焼く方法です。
具体的には、何か棒をもってきて、その先に灯油でもしたした布に火をつけて、巣を焼きます。

蜂は火が近いてきたので、逃げます。その間にやいてしまうわけです。

巣がなくなり蜂の子がいなくなるわけですから、そこに戻ってくることはありません。
正確に言えば、しばらくしたら戻ってきますが、巣がないため、うろうろして最終的にはそこからいなくなります。

しかし、この方法は火を使っているということですから、いまどきは危険なので絶対にやめましょう。
他のものに燃え移る可能性がありますので。私なども家の近くではありませんが、燃えている布がぽろっとおちてひやったとした経験があります。

そういうことで、運悪く人がとおる近くに見つけても、そこへ近づかないようにして、蜂の子が
育っていなくなるまで待つというやりかたでした。

しかし、そうも言ってられないこともあります。

そこで、どうしようかと考えてたときに見つけたのが蜂とかあぶ専用の殺虫剤です。
殺虫剤といっても、蜂がバタバタ死んでいくというほどには利きません。

しかし蜂が恐れをなして、そこから離れていきます。
それもどちらかというとよたよたしながらです。
運が悪い蜂は、死にますが、それは少数です。
そのほとんどはそのまま逃げていきます。

説明書によれば、逃げた蜂はしばらくはここに戻ろうとはしないようです。

その間に巣を除去するというやりかたです。

これはスプレーなんですが、殺虫剤だということで、一斉に逃げるとはいえ、
近づいていたらこっちが危ないですので、かなりの距離でも
薬剤が届くようになっています。

まあいや強力に噴射します。

ほんとかなとは思いつつ、買って使ってみたら、ほんと強力です。

すると二度と蜂たちは戻ってこないのかというと、それが戻ってくるんです。いつか。
そのため、もどってきてまた巣をつくりはじめているなと思った瞬間にまたそのスプレーで駆除するというのが
いいでしょう。

どうもですね、蜂は巣をつくるのに適した場所というのがあって、一度そこで全滅されても
やっぱりそこがいいやと戻ってくるようです。

1年に何度もつかうことはありませんが、これは緊急事態に活躍するので、我が家では
離せない殺虫剤となっています。庭の手入れを業者にすべてまかせているのでしたら、その業者に頼むと取ってくれると思います。結構な費用が毎年かかってますから、それぐらいはサービスじゃないかと思います。

植物

Posted by yannori