シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 現役の人たちの動きの中になるべく入らないように

シニア、それも完全にリタイアした人は、まったくもって自分のペースで動いているはずです。
それがリタイアですから。
だからといって、時間だけはあるという感覚になってしまうと、よくないでしょうというのが
これまでの話です。
それはとにかくカッコよくないです。

そこで、現役を退いたとしても健康にも気を使い、趣味もバリバリやっていただき、場合によってはボランティアも。
こういう状態は周りからみてもカッコいいですし、そう言われると本人もさらにやる気になります。

シニアのかたでもリタイアしているとすれば、現役のころのように例えば通勤もそうですが、決まった時間に決まった行動をしなくてはならないわけではありません。
しかし、現役の人は好きでもないのに、平日は混んだ電車にのり、休日はわざわざ混んだところに出かけなくてはなりません。

リタイアされたかたも過去は同じようにしてきたわけです。

時差通勤じゃないですけど、リタイアされたかた、またはそれに近い状態のかたは、なるべく現役の人たちの行動と重ならないように
したほうがいいなと感じます。
限られた時間帯にしか行動できない方々を優先すべきだと思うんですね。

もちろん、そう出来ないときもあるかと思いますが、極力そうしたほうが、社会全体にとっていいような気がします。
そんなことぐらいわかってるという方もおられるかと思いますが、そこまで考えずに行動されているかたも結構数いるような気がします。

シニアの人は間違いなく行動速度が昔より落ちているはずです。
それも気が付かないうちに、相当遅くなっています。

現役の人はいやおうなしに速度を求められるため、その速度で動こうとしますが、
現役から退いたとたん、そういった速度で動く必要すらなくなります。
つまりマイペースです。
そのため、どんどん行動速度が落ちていくはずです。
しかし何かに縛られているわけではありませんので、本人にとってそれは困るわけではないわけです。

ところが現役の人たちの中に混じると、それは遅くなっているわけです。
そのため、そういった全体の流れに逆らうかのようになりますので、これはカッコよくないです。

どうしてもというとき以外は、なるべくそういった流れに入っていかないほうが自分も楽ですし
周りにも溶け込めます。

生き生きとするために、リタイアしたとしても運動しかりで元気に生きましょうと言っていますが、だからといって現役のひとたちと
一緒の流れに乗るのは全体から考えると遠慮すべきことではないかと思います。

今日は、スーツを着た人たちや学生の皆さんがいそいそと会社や学校に向かっている集団に、
逆らう方向で、ウオーキング中なんでしょう、腕をストレッチしながら運動スタイルで歩いているシニアの方を見かけました。
なぜ、そんな混んでいるところにわざわざ元気ですよ言いたい感じで入っていくんでしょうか。

そこを歩きたいのなら、会社員の皆さんがほとんど通らないもっと早い時間か、あるいは業務や学校がはじまっているであろう時間に
通ればなんの違和感も出ないはずですのにで、どうしてそんなわざわざ混んでいるところでウオーキングするんでしょうか。

こういうのが感覚が鈍っているというのじゃないでしょうか。
若者相手に、聞きたくないであろう昔の自慢話をひたすらしている人と変わらない気がしました。

私もですが、皆さんもそうしないように気をつけたほうがよさそうです。

シニア

Posted by yannori