はじめてのジャズギター その8 ある程度マスターするには気が遠くなりそう
今は、宇田さんの動画に沿ってバッキングを自在にできるようにという練習を中心にしています。
宇田さん解説によると、これらの練習で80%以上の音楽に対応できるとのことです。
コードの基本練習をひたすら、といっても一日5分程度ですが続けているとだんだんと出来るようになってきます。
説明がとても親切でわかりやすいため、なんかすぐにでも出来そうな錯覚におちいりますが、
実際はそこまでやさしくはありません。
カラオケではポジション移動しやすい、まあいえば弾きやすいコード進行を使っていますので、やりやすいわけですけど、実際はあっちこっちに
ポジション移動をしますので、さっと移動させて押さえられるかというとそうはいかないでしょう。
これまでの私なんかがやってきた演奏方法ですと、曲をある程度覚えてしまうと、それがどんなコードであるかなどを意識することなく
手が動きます。
宇田さんによると、それでは練習にならないとのことです。
無意識にコードを押さえるのではなく、毎回意識して押える必要があるということです。
これを弾くぞと思ったコードを押さえるといった感じです。
ギターをはじめたばかりでコードを覚えてない人でも弾けるようにしているTAB譜というのがあります。
どこをどう押えるかが図になっていますから、コードを意識しているというよりも形で覚えてしまうため
どんなコード進行になっているかなどもまったく気にすることなく弾きます。
その曲については、それでまったく問題がないわけですけど、コード進行を複雑にした
即興演奏にたいして合わせるとなりますと、そうはいきません。
そんなセッションを出来るようにするための、バッキングの練習になります。
これもうまくやれているわけではありませんが、当然ですけど、次からはどういう展開になるのかと
動画を先に見たりするわけです。
バッキングの次は当然ソロをどうやって弾くかといった話の展開になりますが、
その一番はじめにやることですけど、これがですね、指板の音を全部覚えるということなんです。
いやいや、やはり全部覚えるんだと衝撃を受けるわけです。
宇田さんも言われてます。これは単なる暗記なので、学校の勉強のように繰り返し覚えることによって、身につけるしかないと。
暗記は苦手だなどと公言されているかたには、かなりつらい修行です。
それを覚えたあとの練習がこれまた大変ですと説明されたところで、動画は終わりました。
ひょんなことからはじめたジャズギターですが、予想と違ってとんでもなく練習することが多いです。
しかしですね。そうやって練習していきますと、今まで弾いていたコードがすんごく易しいコードにみえてくるから不思議です。
そういう意味では進歩しているようです。