10年前に一緒に稽古をしていた道場生はどこへ行ったのだろう
10年ぶりに正式に稽古参加をさせていただいている道場ですが、10年前に一緒に稽古をしていた
人たちと会えません。
はじめのころは、たまたま休んでいるだけだろうと思っていましたし、もうひとつ参加していた他支部の道場でやられている
ものと思っていましたが、そちらでも会えません。
尊敬すべき大先輩のかたはおられましたので、それ以外のかたも当然おられるものだと思ってました。
私が参加していない支部のほうでやられているのかなと参加者の面々を写真で見ますと、誰一人知りません。
事情あって、離れざるをえなかった私が10年ぶりに戻ってきたら、
あのときに頑張っていた人たちが試合でもガンガン実績をあげた人たちが、いまや誰ひとりいなくなっているとは。
こんなことがあるんでしょうか。
これは男性に限った話であって、数少ない女性の面々はまだ続けられていました。
英語教室も男性ばかりやめていき、女性のみになりそうな勢いですが、それは英語学習ということで多少わからなくはありません。
しかし、これは空手です。それなのに、英語教室と、よく似たことが起こっているのかも
しれません。
10年前ほとんどいなかった女性がいまや男性を比率では上回っているわけですから。
この道場をはずれていた10年は、お願いして別流派のかたたちとお手合わせをコロナ禍までずっと
させてもらっていました。
そこは全員男性です。そして一緒にやっていただいているかたが所属されている道場も男性中心です。
そのため、相変わらず、空手は男性が多いなと思っていたわけですが、
かつての道場の状況はかなり違っていますので、世間一般としても
様子が変わってきているのかもしれません。
女性の比率が高くなってきたということは、男女関係なく参加しやすくなったということですので
道場生を増やすということでは、喜ばしいことではあると個人的には思いますが、
実際に参加されている道場生の数はかつてより多いとは言えません。
この道場のよさをもっと多くの人に知ってもらいたいので、
道場生ももっと増えてもらいたいものです。