シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 自分は見られていないと思っても見ている人がいる
通勤時に道を歩いていると、何やらタバコの匂いがします。
見ると、歩行者のひとりがタバコを右手に持っています。
歩行者喫煙というやつです。
いまどきは、歩行者喫煙はどの自治体でも禁止されていますし、今の時期は人がまばらにですので
吸ってもいいだろうと思って遠慮がちに吸っていたようですが、匂いは消せません。
そういうことに敏感な人であれば、それが若者ですと、やっぱり若いやつは、常識がないなどと思うことでしょう。
それがシニアですと、どうなるか。
しょうがないな。シニアだから頭脳も感覚も鈍ってることだし、と諦め顔になるんじゃないでしょうか。
本来であれば、知識も経験も豊富なのがシニアですから、シニアともあろう人がそんなことをするとは
となってほしいところですが、まずそう思われることはありません。
しょうがないな。ジジィだから。
今回タバコを吸っていた人は、シニアのかたでした。
実際は50歳ぐらいかもしれませんが、少なくともみかけはシニアでした。
シニアでカッコいい方は比率としては少ないですけど、結構おられます。
しかし、こういうちょっとしたルールを守れない人がシニアですと、多くのカッコいいシニアも
同じように見られるでしょうから、まったくもって、迷惑と言えます。
現役のかたはルールをとにかく守ろうとします。
それは自分の信条でもあるでしょうし。社会からはじかれないようにするためでもあります。
リタイアされたかたもルールはもちろん守ろうとしますが、自分で緩くしている気がします。
現役のときに、昼間から酒を飲んだことなどまずなかったはずです。
これは社会人としてのルールです。
あったとしてもイベントのときぐらいじゃなかったでしょうか。
ところが、シニアになりリタイアしてしまうと、平日なのに昼間から酒を飲んでたりします。
当然、パチンコなども平日に行くようになります。
確かに会社勤めですと、そちらの縛りはなくなり、会社規則には従う必要はなくなりますが、
社会人としてのルールに従わなくていいんでしょうか。
私は違うと思います。常に社会の中で生活しているわけですし、お世話になっているわけですから。
まずは社会人としてのルールに常に従うはカッコいいシニアの最低条件じゃないかなと思えます。
そして忘れてはいけないのは、ちょっとしたことでも見ている人は見ているということです。
そんなことも常々意識しているようにすれば、実は誰にも見られていないのかもしれませんが、
背筋を伸ばして歩くことも、いつまでも出来るように思えます。
だらしないシニアにはなりようがないです。