シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 理想的なシニアとしてクラシック音楽家をあげたい
カッコいいシニアを見つけたほうがきっと目標としてわかりやすく、どうすればいいのかの
ヒントもきっと見出せるはずと思っているものの、現実としては、カッコいいシニアはなかなかいません。
ドラマや映画などで活躍するカッコいいと思えるシニアな役者のひとたちは結構います。
しかし、それはカッコいいものを作りだして、それを役者が演じているからカッコよく見えるのであって、
ひとりの人間としてカッコいいかと言えば、それはたぶん違っているかもしれません。
ファンだった俳優が、実はスキャンダラスな私生活を送っていてがっかりするというのはよくある話です。
ここでカッコいいシニアというのは単にみかけが若いとかいうそういったものだけではなく、内面からあふれ出てくるような
カッコよさを持っていることが大切です。
なかなかそういう人を見つけることは難しいわけですが、最近また違った聴き方でクラシック音楽を聞いていますが、
ＣＤジャケットに映っている演奏家や指揮者を見ると、非常にカッコいいシニアが多いことに気が付きました。
自分が若かりしころから購入しているＣＤですので、見慣れた有名な演奏家たちというイメージでしか
見ていませんでしたが、シニアという目線でみなおすと、実にカッコいいです。
カラヤンのどちらかといえば派手な演奏が好きだったため、カラヤン演奏のＣＤを結構もっていますが、
カラヤンなどはカッコよすぎます。
そして有名演奏家や指揮者のスキャンダルというのは聞いたことがありません。
たぶん思うに、歳を重ねてもとことん音楽での表現に精力を傾けていたため、
そのようなスキャンダラスな話とは無縁であり、もしかしたら金銭にも
贅沢にも興味がない人が多いのかもしれません。
そうだとしたら、プロのしかも一流と言われている演奏家は、すべてにおいて
カッコいいのかもしれません。
残念ながら、そのような方は近くに誰もいませんし、そもそも直接的な目標とするには
いろんな面でかけ離れているため参考にならないだろうと思います。
しかし、あんな感じになれたらいいなとは言えるでしょう。