やり直しの英語 その98 「中高生の基礎英語 in Enlish」 は会話レッスンには非常にいい
大量に持っている英語教材の話はなんどか出していますが、凝りもせずにNHKのラジオ英語関係も聞き続けています。
英語学習はとにかく継続が必要ですから。
聞いているのは、「ボキャブライダー」「英会話タイムトライアル」「ラジオ英会話」の3つです。
ボキャブライダーのいいところは、単語がどうやって生まれてきたかといったところを解説してくれるところです。
そのため、単語をイメージ化しやすいです。
タイムトライアルは初級の英会話教室で教材に使われるぐらいの、実際によく使われる会話の言い回しを
日本語訳を入れながら、何度も繰り返すところです。
多くの会話文をやっても、それがすぐに使えるのかとなるとまあ使えません。
そのため、厳選した言いやすいものを取り上げて、会話形式で練習させるのは非常にいいと思います。
もっとも、3部構成になっていて、3回繰り返すことになるので、私は2部だけ聞きます。
それだけなら、たかだか3分です。
ラジオ英会話は、これは昔からの定番ですし、大西先生のイメージを大切にした教えかたは、我々の頭に
入ってきやすいです。
この3つを聞いているわけですが、英会話としてすぐに使えそうなのは、タイムトライアルの3分間で出てくる
それも定型パターンなので練習量としてはかなり少ないです。
ラジオ英会話は話としては面白いですけど、あのような内容のやりとりをするのはですね、日本人相手ですら
まあ無理じゃないかなと思います。
つまり、シチュエーションとしては我々が使えない内容となっています。
もちろん、大切な構文などは使えるようになるとは思いますが、使うときがきたときには
もう忘れていて使えない気すらします。
ひとつの場面として、そうですね、ドラマの1コマとして英語が聞けるようにはなると思いますけど、
自分がその中のひとりとなってそれらの内容のセンテンスを話すことはまあないかと思います。
となると、その中の重要な1文は使えたとしても他の文はそれほど頭に残りませんし、記憶しても
使うことがありません。
そんな量不足のタイムトライアルと、まあないなというシチュエーションのラジオ英会話の間をうめるような
存在が「中高生の基礎英語 in Enlish」になります。
英会話として使うなら、この講座は最強じゃないかと思われます。
私の中では、TOEICと普段の英会話とは別ものとして考えていますし、業務で使う英語もさらに別ものです。
最終的にはこれらが同レベルになればいいとは思いますが、そうなるのは少し先なような気がします。
「中高生の基礎英語 in Enlish」
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/homestudy2022/basic3/index.html
私はラジリンガルを使って1週間分聞き逃しのかたちで聞いていますが、この中高生の基礎英語は
なんと2か月分のスクリプトと番組音声を聞くことができます。
そこもおすすめです。
あと、母親がラジオを(英語と古典ですね)聞いていて、これってなかなかいいじゃないと思ったのがあるんですよ。
聞くと、「中高生の基礎英語 in Enlish」 というやつでした。
ボキャブラリが中高生レベルですけど、そのやりとりがですね、まさにダイア教室の生徒とのやり取りと
よく似ているんです。
ネィティブが2名と高校生が2名と先生という構成で、ダイア教室にネィティブが加わったかのようです。
先週あったフライのネタも出ていました。あとディープフライです。
Hey, Valentina, that’s my fried rice.
Well, first, you fry chopped meat and vegetables in a frying pan.
I use carrots, spring onion and roasted pork, but you can use any ingredients that you like.
Next, deep-fry them until they look ready.
こんな感じです。
ラジオ英会話は聞いていて、あれはあれでいいですけど、あの内容で英会話を実際に
するのはちょっと難しいかと思います。
これは今年度からみたいです。知りませんでしたので。