空手道場に行ってきてしっかりと稽古をつけてもらいました
空手をこれからやろうという特に年配のかたはかなり少ないかと思います。
私がお世話になっている道場でも、年配に限らず若い方含めても、これからお世話になりますといって
入門されるかたはかなり少ない印象です。
つい10年ほど前ですと、入門されるかはそこそこいましたが、続けられないため、なかなか新しい人が増えない
そんな感じでしたが、最近は入門されるかたそのものが少ないため、増えようがありません。
それでは空手をやる人が全体として減ってきたのかといいますと、少年部つまり小学生以下は逆にかなりのかたが
います。
もちろん、子供ですから本人が好きで入ってきたのではなく親御さんの意見がかなり影響しているだろうとは思います。
大人で空手を認めておられるかたは結構多いものの、じゃあ自分がやるかというとそこはそうではなく、
自分たちの子供が学校などで、いじめられたりしないようにと考えておられるのかと思います。
では、少年部を卒業したら一般部に入ってくるかというと、そうではない人のほうが多いというのは
10年前も今も同じ傾向のようです。
最近再びお世話になりはじめた道場は、10年ぶりですが、10年前とそのあたりがかなり違ってきていて
何やらさみしい気分もするものの、来ている道場生が少ない分、しっかりと稽古をつけていただけるので
私にとっては決して悪い環境ではありません。
筋トレには定期的に行って、体力を下げないように最低限の努力はしているつもりですが、
こうやって道場に来ると、出来ないことだらけの、パワー不足、体力不足をもろ感じます。
確かに、稽古は楽ではありません。
そこまで暑くもないのに、1.5リットル以上の水を飲みました。
そのおかげで鍛えられるというよりは、自分の無力さ客観的に実感できて、
やるぞという気をおこさせてくるという意味で、私にとっては大切な場だと思います。
いい歳をして叱られるなんてことはまあないでしょうし、もしあったとしたら
やたら怒りに身を任せるような状態になりますけど、稽古では叱られるは当然にして
ありますし、それを素直に聞いて修正するということも自然とできます。
そこだけとっても、道場は素晴らしい団体だなと感じます。