はじめての楽器 その16 8ビートはどういう曲なのか
8ビートだけ覚えたら、そこそこカッコつきますよという話をしました。
プロのかたたちは、ひたすらリズムを刻む練習をおこなって、そこにオカズ
(フィルイン)をいろいろいれてみて感触を
試したりしているようです。
前にも書きましたように、ドラムセットを家でたたけるわけはありませんので、普段の練習はスティックでスポンジとかを
たたくなんて練習をプロのかたでも相当やられていたようです。
リズムを乱さないが初級者のはじめの関門となります。
電子ドラムですとメトロノームも当然としていろいろなリズムパターンがありますので、
それに合わせるをひたすらやることになります。
よって8ビートの基本が永遠とできるようになることをまず目標としてみるのたいいのではという感じがしています。
というのは、フィルインといったようなものを先にやっても、
リズムがくずれる要素が増えるだけでうまく出来ない感じばかりが先行して楽しくないからです。
限られた時間ですので、まずはひととおり出来る曲が出来たほうが、やる気も出るというものです。
なんとか8ビートだけが出来るようになったなとなると、次は出来れば曲に合わせてみたくなります。
じゃあどの曲だとなったときに、フィルインがほとんどない曲をヒット曲で探すことはまず無理です。
ところがですね、かなり古い曲ではそれがあったりします。
私も教えてもらっただけですが、やはり古くて演奏パターンが複雑ではなく有名な曲。
それはビートルズの初期の曲しかないようです。
ビートルズがロックンロールを世界中にはやらせたようなもので、非常にシンプルなものが初期の曲には多いです。
当時はそのリズムそのものが斬新だったわけですから、今から見れば逆にシンプルに聞こえます。
古いからといって知らない曲ばかりではなく、逆に有名な曲がゴロゴロしているのもビートルズならではです。
初期のビートルズの曲で有名なものはほとんど練習に使えそうなものばかりです。
どれか選んで、その曲をひたすらまったくずれないままにたたくことができたら、リズムをとることについては
最低限出来たということじゃないかと思います。
皆で演奏するにしても3分間はリズムをキープできるということですから、十分に曲になるかと思います。
こうすればいいと言ってるものの、やりはじめたレベルとそう変わらないですから、
連続してはできるものの、ちょっと変わったことをするととたんにリズムを崩してしまったりします。
こう書いている私こそもっと練習をしなくてはならないのでしょう。