やりなおしのマラソンと自転車 その6 自転車のいいところ
まだまだトレーニングをはじめたばかりで、自転車を乗る話まで出来ていませんが、
ここで私が知っている自転車のいいところをご紹介します。
わざわざ紹介されなくても知ってるわというかたもおられるとは思いますが、
やりなおしシリーズですから、そう自転車についての知識はもっておられない
かたもいるでしょう。
そんなかたが対象です。
自転車はどういうものであるかという定義をするときに、自転車仲間が教えてくれた
ものがあります。
「人間の力だけでもっとも速度の出せるもの」
いかがでしょうか。この定義はなかなか分かっていてもすぐに言えない定義ではないでしょうか。
エンジンなどを使わないで自力で最速をだせるものが自転車ということになります。
そういう考えかたをしますと、とにもかくにも速度が出せるというのが大きな魅力となります。
速度が出せるだけでなく、それは走行距離を稼ぐことが出来るという意味でもあります。
フルマラソンを走れるかたでも1日42km以上走る気はあまりしないでしょう。
ところが自転車ですと、マイルつまり160kmぐらいは1日で走れます。
これは単に、合理的に距離をかせげるというだけでなく、人間の体が自転車を使って移動しながら
疲れを復活させることができるからです。
これはマラソンでは無理です。
疲労はたまっていくだけです。
よって、速度、そして距離が最大の魅力というわけです。
同じ距離を走ったりするところを自転車にすれば時間はかからないし疲れないわけです。
しかしですね、やりなおしですから、そう若くはないでしょうという人を前提にしますと、
そこそこの距離を走ってもそんなに疲れることはないといったところに焦点を合わせたほうがいいかもしれません。
50kmを走るのはちょっと無理ですけど、自転車だと気持ちよく走れます。
そうなりますと、やはり走るコースが近くにあるかどうかということになります。
輪行(りんこう)といって、専用袋につめて、電車で移動するであるとか、自動車に自転車用のキャリーをつけて移動させれば
どこでも走れます。
しかし、これは手間もそうですけど、時間や費用もかかりますので、やれてもたまにやるぐらいだと思います。
やりなおしレベルでそこまでやる気にはなれないでしょう。
かなりの自転車に対しての想いがないとやれないと思います。
よって、走るところを探してみて、あるというのでしたら、自転車をやりなおす(はじめる)のは
おすすめです。