はじめてのブログ その21 ブログを読ませる記事を書いているサイトの真似はしたくないなあ
Googleの上位検索の話をしましたが、それをさらに深堀といいますか、詳しく書かれている記事も
見ることがあります。
そういう記事によりますと、google analytics を使って毎回投稿した記事の読者反応を
確認しているとのことです。
書いてあることは、もちろん私も理解できますし、やろうと思えばやれます。
ブログ記事の評価をそういった数字で判断しようということになります。
たまたま見たサイトでは平均滞在時間を大切にしているとのことです。
この話もときどき見かけます。
記事がつまらなかったら、少し読んだらサイトを抜けてしまう、逆に面白かったら最後まで読んでくれる。
記事の評価として時間を目安にしようということです。
そのためにやってはいけないこととして以下の3つがあげられていました。
前置きが長い
自分の語りがはじめのほうにある
自慢話になっている
わかりますねえ。確かに。
タイトルで読もうとした人が、なかなかそのタイトルのところにたどり着きそうにないと嫌になります。
自分のことをひたすら書いているのが前半にあると、それも読む気がなくなります。
自慢話など聞いても仕方がないでしょう。
それ以外にも、文章がうまくない、デザインがよくない、表示が遅いといったことも書かれていました。
私が思うに、これは記事、つまりサイトの性格や、読者が何を求めているかによってかなりかわるだろうと推測できます。
このサイトでは英語のシリーズも書いていますけど、これを読まれたかたなら、「英語は簡単に上達しない、
それが出来る人は、どこかのタイミングでかなり英語をやって、基礎がある人だけ」という話を覚えておられるかと思いますが、
そういう意味では英語記事の大半は自慢話ということになります。
苦労したことがある話はさらっと流して、短期間でこれが出来るようになるとか、それは今や上達しない人への自慢話にしか聞こえません。
しかし、そんな記事はいくらでもあることからして、そういう記事を自慢話とはとらず、自分もそうやれば出来るんじゃないかと
期待をかけて読まれているんだろうと思います。私もそうでした。
このやってはいけないこと3つというのは、「情報を読者に提供するという考え方にそった記事」であればということだろうと考えます。
たとえば、ブログをはじめようということであれば、ブログをやるにはどんなサイトがあるとかから調べることでしょう。
そうなれば、さっさと答えを教えてくれるところを読みます。
記事を書いた人の意見も当然参考にしますけど、ダラダラ書かれていたら、読まないでしょう。
ましてや自慢話は必要ありません。
難しく書かれていても読まないでしょう。
まさにそのとおりです。
情報提供サイトとしての位置づけをしている場合は、そういった数字をみて、記事の評価をしてもよいかと思いますが、
このサイトのように、多くの人が出来るような情報を提供するのではなく、読者のかたと一緒になって進めるような
方針ですと、共感してくれる人が大切ですから、そのような、数字をよくするためにどうするかなどは
あまり意識する必要がないような気がします。
それに、気持ちの入った文章を書いたつもりなのに、誰も読んでくれないといった数字を見てしまうと、
こちらの気持ちまで落ち込んでしまいます。
情報提供が目的の記事であれば、冷静に、どこがまずかったか反省できるし、改善できるでしょう。
しかし皆さんのために、是非これだけは覚えておいてほしいなんて記事で、誰も読んでないというデータがでたら、
次から書く気なくなります。
機械的に記事を評価することはこのサイトではあまり必要ないかなって思います。