空手 怪我をしていても集まってくれるひとたち
今お世話になっている道場ではなく、コロナ前にお世話になっていた団体の稽古再開のお知らせがきました。
コロナで使えなかった武道場が使えるようにはなったときに1度だけ集まって以来ですから
2年ぶりじゃないでしょうか。
前回集まったときには、組手でも距離をあけてやるため、まるでシャドーイングをやっている感じでした。
さらにマスクをしていますから息苦しくなりますし、このような感じで集まってもということで
休止していましたが、そろそろやりましょうとの連絡です。
残念ながら、コロナ感染など諸事情があって、今回の参加は見合わせますというかたが多い中ですが、
来られる方は怪我をされているかただけという何とも不思議な状況です。
今お世話になっている道場では、怪我をしようが稽古はしなさいというところだとの話はしました。
この団体は同じ道場出身者が発起人となって作った団体ですが、空手団体と直接関係ないため、同好会のようなものです。
そのため怪我していたら普通に休めばいいわけです。
ところが、怪我をしているけど、そんなには出来ないけど練習に来るというわけです。
師範に言われたわけでもなく、そんな雰囲気があるわけでもなく、でも行きますです。
素晴らしいです。空手というものをやり続けると、このようなことが普通に出来るようになるようです。
他のスポーツなどでは、なかなかお目にかかれない話だと思います。
フットサルとかは割と最近まで参加していましたけど、足の調子がよくないから出ないけど、そこへは行くよなんてこと
あるわけないですからね。
確実に不参加です。
学校にいて、調子が悪いから見学しているのともわけが違います。
結構な距離を自動車や電車を使ってわざわざ武道場にくるわけです。
それも休日ですから。
空手の稽古だからというわけではなく、きっと他のことでも、同じ行動をとっているのではないかと推測されます。
これぞ信頼できる人たちということではないでしょうか。
こちらが困っていたらきっと助けてくれるそんな人たちのような気がします。