松の剪定 もみあげ
松の剪定を自分でやられているかたはほとんどいないかと思います。
そもそも剪定をする松を家にお持ちのかたは少ないでしょう。
都会では庭を持っている方は少なく、仮に持っていても、そこに松などを植えておられる方は
俗にいう豪邸の持ち主のかただけでしょう。
そんなかたが、松を自分で剪定することは少し想像できません。
結果、松を剪定する素人のかたはかなり少ないということになります。
そんな私も、親から引き継いだものの、維持費がかなりかかるため、手をつけたにすぎませんので、
運ということになります。
さて、そんなほとんど剪定する人などいないと言われている松ですが、年に2回剪定することになっています。
1回しかやられていない方もいますが、その場合は、剪定前は相当な勢いで松が伸び放題ですので
見苦しい感じです。
このケースはとりあえず枯れなかったらいいかなぐらいのときです
普通に庭に植えられているかたは、自分でやろうが業者にお願いしようが年に2回はやることになります。
私は素人ですので、だいたい2回はやっていますが、私の事情で出来るときにやっていたため、
かなり不定期なかたちで剪定していました。
業者にお願いしていたときをだいたい覚えていますので、そのあたりにはやることにしていました。
ところが、今更ですが、どうも剪定のタイミングはほぼこのときにやりなさいというのがあり、
それに従うと美しく松を鑑賞できるとのことです。
今年はそのタイミング、4~5月 11月 に剪定してみました。
1回目の春の剪定は、どこへ芽を伸ばすかという松の形をつくるための剪定ですが、
この時期にやりますと、まだ葉が混んでない時期でありながら、芽をおとしますので、
かなり空いた感じになります。
葉もついていませんので、掃除も楽です。
葉が付いていないということは、剪定にかかる時間も少ないです。
ここで剪定をしますと、新葉のみが綺麗に伸びていきますので、かなりの期間美しさを保つことがわかりました。
春の剪定はタイミング的にそこがいいのを実感しました。
そして冬ですが、これはもみあげと言って、古い葉などを落とすということですが、今回やってみて、
動画を一応みてからやってはみましたが、葉がかなり混んでいるため、考えながらやっているというふうには
なりません。
このタイミングでやることが次の春剪定までにどういうことになるのかは、これから見守りたいと思います。
それにしても松は業者に頼もうが、自分でやろうが、時間がやたらかかります。
今回は1週間かけてたったの1本とあと半分という感じです。
貴重な経験が出来るということで、今後も続けていく予定です。