やり直しの英語 その112ALEXAを使った英語学習 その後
ALEXAを使った英語学習としてマルチリンガルを以前紹介しました。
ALEXAの英語問いかけしてもうまくいかず、「わかりません」と日本語で返される
イライラ感は相変わらずあります。
英語の発音が悪いからかと思ったりするわけですが、どうも日本語でも
うまく行かないことを英語でやらせていることがあるようです。
いきなり英語で語りかけるのではなくて、日本語で確実に出来ることを確認してから
それを英語に置き換えるとかのほうがよさそうです。
日本語でうまくいかないのは、あなたの日本語がよくないからだとはさすがになりませんので。
試してみたところ、どうもAI機能がうまく解釈してくれないというよりは、そもそもALEXAに対してははこうしてほしいというものが
私自身わかっていないことによるような気がしています。
もしかしたらALEXAに「前へ進め」と指示しているようなものなのかもしれません。
そこで同じような使い方をされているかたの記事を少し参考にさせてもらうことにしました。
ここでは音楽についてのみに限定してみます。
Alexa, play some music.
Alexa, play music by ~
Alexa, play ~
Alexa, play hard rock
Alexa, what’s playing?
Alexa, turn up the volume
Alexa, turn down the volume.
Alexa, next
Alexa, stop
Alexa, restart
いくつもの記事を参考にさせてもらいましたが、結果としてこの程度の内容に限られているようです。
先日
Alexa, let me listen to the Beatles music
と問いかけたのですが、この文章をなかなか理解してくれなかった理由もこれでわかりました。
英語をアレクサが勝手に解釈してくれるだろうという考えは間違いで
予め用意されている英語のコマンドを音声で認識させるというのが正しい使い方です。
つまりAI機能というよりは、むしろ、AI機能を使った音声認識としてアレクサは動いていると
考えたほうがよさそうです。
確かにアレクサは音声アシスタントという位置づけでしたので、そう言われると間違っておらず、私のほうが
過大な期待をしてしまっていたということになります。
お遊びで隠れコマンドなるものがそこそこ用意されているため、あたかも機械とやりとりをしているような
錯覚に陥りますが、これもコマンドに応答しているにすぎませんので、長い文章で話しかけても解釈してくれないは
明白です。
使いかたとしては、使える英語コマンドをまず覚えて、それを正確に
発音する。これを続けることによって、簡単な英語ですが、常にアウトプットするという
ひとりではなかなか出来ないことをやれるはやはりアレクサ相手だからこその機能です。
そしてその次の英語学習として検討したいのは、アレクサに搭載できる英語学習用スキルです。
このスキルという言葉はスマホやコンピュータにおいては聞きなれない言葉ですが、
スマホにおけるアプリにあたる言葉です。
これについては試したあとの報告とさせてもらいます。