シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 第3者からみた、自分自身の話し方や見た目を確認してみる

年配になると、若いころと比べてすべてに感覚が鈍ってきて、
見た目を気にすることがなくなる
というのはありがちな話です。
これまでもそんな話をしてきました。

認知症になってきているという判断のひとつに自分の見た目を気にしなくなるというのがあります。

脳が壊れてくるとそうなるわけですから、見た目を気にしなくなるというのは脳の
老化が進んだ状態である
ともいえます。

認知症にまでなってしまうと、そう簡単には元に戻せませんが、その手前ぐらいであれば
元につまり若いころの感覚に戻せると考えられます。

そこで、現在の自分がどの程度若いころからずれてきているのかを知る必要がどうしても出てきます。

それには、自分が第三者からみて、どういうふうに見えるのかを客観的に見てみるのが
一番わかりやすいかと思います。

それは誰かと話しているところを録画することです。

1人だけでいる自分を録画しても普段の自分とは少し違っているでしょう。
発表会みたいなものを誰かに撮ってもらうでもいいかもしれません。
しかし強烈なのは、誰かを相手にした普段の自分を録画することです。

とはいえ、普段の場の録画は相手の許可が必要となり、それは難しいでしょう。
そこでお祝いなどちょっとしたパーティや飲み会などで、周りにわかるかたちで少し撮ってもらうでも
十分かと思います。

見る勇気がなかなか出ないかもしれません。
しかし自分を知るということで、見てみましょう。

どうでしょうか。間違いなく、想像した自分よりダサいんじゃないでしょうか。
年配の方ですと、なんて年寄りくさいんだと思うはずです。
自分ではカッコいいはずだと思っていても、そうでもないことに失望するかもしれません。

それでいいんです。
誰がみてもカッコいいということであれば、そのまま続ければいいわけですが、
そうでない場合にどうやってカッコよくしていけばいいかがここのテーマですので。

それを見たら、まず散髪に行こうと思ったり、あの服はやめて、次は別の服にしようとか
そこからはじまると思います。

話し方を聞いてみて、もっとカッコよく話さないと、だらしない話し方はやめようと思うこともあるでしょう。

シニアになる前に、すでにカッコ悪くなっているであろう自分を認めてしまいましょう。
ほんといやだと思いますけど。

そこから変わると思います。

人によって、改善ポイントは違うかと思いますが、少なくとも、そこを気にする自分になりますので、
服装や髪型をやたら気にしていた若いころとあまり変わらない自分になっていることでしょう。

カッコいいシニアに向かって努力することとなるでしょう。

私がやっていることで、おすすめは、姿見(すがたみ)です。姿見用の鏡を見ることです。
女性のかたならお出かけ前にやられているでしょうが、男性の場合はほとんどやられていないと思います。
自分の姿など、せいぜい洗面所で確認するぐらいでしょう。
姿見はありのままの自分をデフォルメなく見せてくれますからこれでも見るのは結構つらいと思います。

道場では別の意味でよく見ていますが、出勤前、お出かけ前に姿見で自分を確認してください。
髪型や着こなしもそうですけど、体形はいかがでしょうか。

腹など出ていないでしょうか。
出ていたら、へこます努力をしてみてください。
私は道場やジムでは姿見をずっと行っていますが、あえて型の確認としてしかしか見てませんでした。
今は、自分がどう映ってるんだろうという見方もしています。カッコ悪く映りますが、そのおかげで頑張ろうって気持ちになれます。

シニア

Posted by yannori