音楽 井上バレエ団の「くるみ割り人形」を観にいきました。はじめてのバレエです。
昨夜は井上バレエ団の1月公演「くるみ割り人形」がありました。2日間公演です。
バレエは避けて通っていたわけではありませんが、チャンスがなく一度も見ることもなく
今日まで来てしまいました。
たまたま団員の方と知り合ったため、これはチャンスと公演を観に行ったという流れです。
はじめて観たわけですけど、素晴らしいの一言です。
高度に洗練された踊りで、超人的です。
まさに芸術です
使われているバレエ音楽はチャイコフスキー作曲のくるみ割り人形です。
オーケストラ・ピットから、その曲が流れてきただけで、うっとりです。
私の席は2階だったため、オーケストラメンバも見えます。
演奏とバレエと両方楽しみたい私にとっては、2Fは最高の場所でした。
それではじまったバレエは、とにかく美しく引き込まれるような感じで見入りました。
バレエがこんなに美しく激しいなどとは考えても見ませんでした。
やはり勝手な思い込みをしていたのでしょう。
ディスプレイを通じてみるのと、実際に見に行くのとでは、まるで迫力が違います。
オペラもそういう意味では同じですが、映像を通じてではなく、本物を一度観られると
どんな人でも魅せられると思います。
くるみ割り人形はドイツのクリスマスでクララが見た夢物語ですので、
話も分かりやすく子供が見ても楽しい構成です。
さて、そんな公演ですが、オペラを見に行ったときと大きく違うかなというのは
観客です。
バレエ団員のかたは、バレエ教室の先生をやられている場合も結構あるそうです。
そんな教室の生徒とその親だろうという親子組をかなり見かけました。
これは芸術の中ではバレエならではないかと思います。
ただ、ちょっと不思議な話としては、2幕構成なのですけど、1幕と2幕の休憩時間に
席に戻ってこないかたがちらほらおられました。
バレエとしては1幕より2幕のほうが迫力ありますので、その2幕を見ないで帰るなんてことが
あるんでしょうか。
そこは少し不思議でした。
その不思議な別にしまして、バレエを見に行かれたことがなければ、是非観に行ってほしいと思います。