やりなおしの英語 その128 大人になってやっておけばよかったこと1位ピアノ、2位英会話
おもしろいアンケートの集計結果が載っていました。
大人になったときに、やっておいたらよかったと思うものランキングです。
アンケート対象者とその数は知りませんが1位と2位だけが抜けていて、あとはよくにた数字です。
おもしろいなと思うのは、この二つだけが数字上大きく他を離していたところです。
ピアノと英会話だけは、やっておいたほうがよかったと多くの人が思っているということです。
しかし、この二つは、いつからでも出来るわけですから、裏を返せば、ピアノと英会話は
やろうと思っていながらついに今も出来ていない代表だということになります。
ただしピアノについてはピアノそのものが必要ですし、さらに弾ける環境でないといけません。
ディジタルピアノといえども、マンションやアパートでは振動対策などをしないと
いけませんので、戸建ての人でないと練習するのはつらいかもしれません。
さらに指導者がいないとなかなか上達しにくいのもピアノでしょう。
そうなりますと、やはりスクールへ通うことになるかと思います。
つまりイニシャルやランニングコストが結構かかるのがピアノです。
あらためて挑戦するにはかなりハードルが高くなるだろうと考えられます。
推測するに、ピアノだと言ったかたは、たぶん弾いている人たちの対する憧れで言っただけで、
具体的に購入を検討したとか少しやってみたけど挫折したというかたは少数のような気がします。
その点、英会話は別にスクールに行かないと出来ないわけではありません。
学校でもすでにやっていたわけですから。
そういうことを考慮しますと、ピアノではなく英会話こそやりたいと思って
少しはやってみたものの、挫折を繰り返しモノにならなかった代表ということになります。
ここに英会話ビジネスがいつまでも成立する理由があります。
出来るようになりたいと思っているものの、いくらやっても身につかないのが
英会話ということです。
これですでにやられているかたは、気が楽になるかと思います。
なんだ出来ないのは私だけじゃないんだ。
出来ないからって挫折することもないな、続ければいつかそれなりにやれるさ。