シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 読書の習慣があるといつまでも知的レベルはあがっていくが、失ってしまうと知的レベルはかなり下がる
読書を皆さんされているでしょうか。
本屋が少なくなっていってることからいっても、全国的に本を読む人は少なくなってきているはずです。
それは電子書籍があるから、紙で読まなくてもいいからだとはたぶんならないかと思います。
Kindleを私は持っていますが、買った当初は便利だこれはと思いましたけど、本というものには
やはり勝てそうにないです。
本という存在そのものが嬉しいため、そこはKindleでは代替が利きません。
目が疲れるスマホやタブレットで本を読むかというと、たぶんそれもないかと思います。
英語教材としてKindleを使うにはすぐれていますけど、それは読書ではありません。
やはり電子書籍がやたら読まれているということではないような気がします。
たまたま加藤 周一さんの「読書術」を読んでみたところ、私にはとても出来ないということがいくつも
書かれていました。
それにしても多くの本を読むことが前提になっています。
ただ、本は選びなさいということになります。
私もそうですが、自分の興味のあること、または得意なことについては書籍に目を通すはずです。
ところが、それ以外になるとほとんど読まないといったことになりがちです。
あまりにも興味のないものを読むのは苦痛この上ないわけですけど、場合によっては手をつけなくてはなりません。
私は今読んでいる本は私自身が興味があって読んでいるわけではなくて、他人が買った本を読ませてもらっています。
多くのことに興味を持っているといっても、全体からみたらたかだかしれています。
それよりも他人が興味をもっている本を読めば、これまで考えもつかなかった考えや知識を得ることが出来る可能性があります。
そんなことで、読んでいる本がありますが、ふと気が付きました。
読書のペースが月1冊程度ですので、知識吸収としては効率が悪すぎます。
さらに気が付いたには、自分の得意としていないところでは、それが難しくない内容であっても、読むのがつらいことです。
興味がないからつらいというよりは、読者として楽しめるレベルにないような気がしています。
なぜそうなるのかと考えたところ、答えからいくと、自分のレベルが低いということです。
専門書であれば、それは専門外の方には読めと言われても、そう簡単なことではありません。
しかし、私なんかが読む本は一般書というやつです。
新書レベルです。
それなのに、苦痛です。興味がわかないからというのではなくて、何か英語を読んでいるときに覚える
難しさです。
こういう事態になっていることをいまさら気が付きました。
昔はここまでではなかったはずです。
やはりある意味知識が偏りすぎているということになろうかと思います。
得意なところは積みあがっていくものの、得意でないところは英単語のように忘却のかなたに
追いやられてしまし、ますます読みづらくなっているということのようです。
読書術にありましたように、はじめの1冊はじっくりと、時間をしっかりかけてでも読むと次からは
積み上がっているので、どんどん速くなるから、そのやりかたのほうが結果効率がいい。
裏を返せば、放っておけば、積みがったもの含めて、どんどんと失われていき、ますます読む速度が遅くなっていくということでしょう。
まさに私の今の状態かもしれません。
得意なことをやっているうちに、あまり得意でないことのレベルを現状維持ではなくて、ますます下げているようです。
英単語のように、次々と得意でない側にも積みあがるような知識を与えていかなくてはならない。
そのためには読書しかないと考えています。