はじめてのブログ その44 GitHub Copilot Xはプログラミング及びでデバッグをしてくれるとすればプログラマはあまり必要なくなる

2023年4月14日

chatGPTによってプログラミングをしてくれることは自分で試して知っていましたが、ITエンジニア向けのGitHubに
すでにGitHub CopilotとしてAIツールは搭載されていたようです。
今回chatGPT4.0リリースに合わせて登場したのがGitHub Copilot Xです。
Copilotという言葉が使われていますように、MSの技術がそのまま入っています。

プログラム開発の経験がないかたには、興味のない話かもしれませんが、まったく関係ないかというとそうではありません。
なぜなら、IT業界は人手不足ですので、やる気があれば理系出身のかたでなくても業界にはいって活躍できますし、させてもらえます。

そんなIT業界の仕事が激減したとしたらどうでしょう。人手不足が解消できるどころか
必要とされなくなったエンジニアがあふれ出てきます。
さらに一部のエリートだけが入れるし残れるとしたら、就活中の学生などは選択肢がさらにせばまります。
文系出身の卒業生は今でも、就職に苦労しているかたが多く、希望会社の門戸は狭いままです。
それなのに、受け入れ先が減るなんてことになったらさらに厳しくなります。

よってこれらのツールが十分に使えるようになることで有難く思えるのは、IT業界でも一部の人だけであって、
かなりの人は将来的にみたら自分の首をしめることになりますので、ありがたいとは思えない代物かも
しれません。

組織において合理化を進めるという言葉を聞いて、これはいいことだと思う組織員はまずいないでしょう。

ジェネレイティブAIによる合理化は組織の幹部が行うわけではありませんので、自然と受けいらられることになります。
しかし、そのおかげで、会社幹部が合理化を公言しているのと同じ威力があると私はみています。

GitHubというものがどういうものかを簡単に説明しておきます。
プログラム開発はいくつかのステップをこなしてはじめて使われるようになります。
さらに1人で作っているのであれば、好きにやっていいよですけど、いまどきそんなプログラムは
演習問題レベルものだけですので、どうして複数の開発者による規模の大きなものになります。

そういう個人でバラバラで開発しているものをある一定の仕組みを通すことによってバグの少ない
コードをまとめていくことになります。

その一定の仕組みを提供しているのがGitHub社です。

公開資料によりますと、その一定の仕組みによるステップでもっとも時間が
かかっているだろうところがエディター、プルリクエスト、ターミナルであり
そこで対話型AI支援を強烈に行うということになっています。

公開動画では、プログラムを開発者が書きます。chatによる対話形式で「私のプログラムのバグの修正提案をして」
と入力しますと、こういうところがおかしいからこういうように直すといいよとかなりの文章で出力してくれます。

出来上がったコードのテストも頼めばCopilotがやってくれます。

自信をもって出来上がったコードをプルリクエストするわけですが、これを許可する人を説得できるだけの
テストをしたり、それらについての情報もまとめて送り込む必要があります。

そういったこともCopilotがやってくれて、テストが少ないときはテスト提案をしてくれますし
内容についてのコメントなども一瞬で出力します。

これらがうまく機能するということであれば、開発者ははじめだけ関わって、あとはCopilotに指示を出すだけということになります。
3.5から4.0に変わったときに相当な精度になっていることから推測するに、この開発ツールを使えば
軽く数10倍ほどの開発速度が達成できそうな勢いです。

コンピュータ

Posted by yannori