健康 献血は体力を落とすので献血当日は当然として、しばらくは無理しないようにというのは自戒です。
献血しに来てメールが来ましたので、また献血に行ってきました。
69歳まで献血可能ですけど、献血されているかたならお分かりのように、年齢制限の前に
行けなくなります。
献血はそもそも明らかに健康でないと出来ません。
ここからが厳しい話ですけど、健康であっても、その健康を維持するために薬を処方されていないことが必要です。
一番多いのは降圧剤でしょう。
血圧が高いこと自身はよっぽどの数値でなければ、病気扱いになりません。
しかし、それによって多くの重篤な病気を引き起こす可能性が高くなりますので、それで飲まれているかたが多いかと思います。
そんなよく処方されている一種類ぐらいの薬なら問題ないですけど、それが特別なやつですとちょっと厳しいですし、よく処方されているものでも二種類になるとお断りされる可能性が出てきます。
中年以降になってきますと、かなりのかたがなんらかの薬を飲んでいるかと思います。
つまり中年以降になりますと、献血者の条件からはずれるかたがかなりの比率を占めてきますので
まったくもって若いときと同じというかたが対象者ですけど、その中で献血をするかたとなるとかなり少なくなってきます。
歳をとるにしたがって他のリスクも増えてくるのが普通ですので、
飲む薬の量も増えてきます。
みかけは健康というかたでも、献血という意味では歳とともに該当者が減ってきます。
そんな中、私は一応献血条件をなんとかクリアしているので献血していますが、
実際に献血ルームにいきますと高齢者(といっても69歳までですが)はみかけません。
献血できなくなるっていうのもありますが、やる気も失せてくるのではないかと思ってます。
さて、そんな献血の実態を話たところで、表題の話です。
結構な年齢になって、空手をやっていることそのものがレアな話ですけど、
それで献血にも行ってる人はまあいないと思います。
そんな私が、献血当日はさすがにやりませんが、その次の日にいつものように
稽古をしたわけですけど、ダメでした。
途中から動けなくなりました。
献血したあとに、注意事項として、このあとに激しい運動はやめてくださいとか
言われます。
次の日であれば運動をしても確かに倒れることはないでしょう。
しかし例えば私は70kgですので血液量はおおよそ5.6リットルあるわけですけど、この中で0.4リットルとられたとしたらですね、10%弱の赤血球がなくなるわけです。
これを1日ではほとんど戻らないのではと推測されます。
そうなりますと、酸素が10%供給不足のままいつものようにやりますと、
無理がきかないって感じになりますので、いつもより早めにきつくなると思われます。
10%なら大したことないじゃないって思われるかたもいるとは思いますけど、生きてくために必要な血液をそこから引いて計算すると、10%という数字ではなくて30%とかそんな数字になると思います。
とにかくまさにそうなりました。
献血の間隔は3カ月になっていますが、これは3カ月かければ元に必ず戻るということですけど
この期間から考えれば、ゆっくりと元に戻っていくんだろうなという感じです。
そうしますと、プロアスリートは献血などやっていないんじゃないかって思います。
プロアスリートが、献血をやりましょうっていう広告に出ていたのは聞いたことないです。
やはりパワーが落ちてしまうことはプロなら出来ないっていうことでしょう。
献血をすればしばらく体力が落ちていることを是非思いとどめてほしいと思います。