やりなおしの英語133 週刊東洋経済の「中学レベルから学び直す40〜50代の英語術」でも継続出来るかどうかがポイント 

たまたま広告で目に入った週刊誌の特集が「中学レベルから学び直す40〜50代の英語術」です。
これまでの経験から内容について少し考察をしてみましょう。

トピックを読むだけで何が書いてあるのかがわかりますので、購入することはありませんけど
少し転記させていただくと。

「中学英語でビジネスも相当こなせる。そして、その習得に40~50代は決して遅くはない」
と多くの英語学習の専門家が指摘します。
そこで、中学英語をベースに英語力を短期間で引き上げられるメソッドを特集しました。

それに続いて、どのようなことが書かれているかというのが続きます。

書籍ではなく雑誌ですので、勉強方法を最新の情報を使っていろいろな切り口で紹介しています。

まずタイトルからしますと、40代、50代で英語を学びなおしたいと考えている
ビジネスマンが多いだろうということがわかります。
部数を稼げる企画になっているはずですので、そういう調査結果を持っているのだろうと推測されます。

これまでに、やっていないことの後悔アンケートNO1は実質英会話だろうという話をしていますが
メジャーなビジネス雑誌でこのようなものを企画しているということは
それらを裏付けることになっているだろうと思います。

メインのメソッドとしては2つの計画が用意されています。
計画はTOEICBridge80点以上が目標です。おおよそですけど、TOEICですと500点切るぐらい
になるかと思います。スタートは中学レベルからはじめるです。

(計画1)
4か月 文法
3か月 リーディング
3か月 リスニング
2か月 実践

(計画2)
3か月 公式問題集にて弱点分析
3か月 何度も解いて確認分析
3か月 さらに解きなおして間違い分析
3か月 また解きなおして間違い分析 そして本番

計画1は文法から入る英語学習の王道計画。
計画2は問題集を使って3か月サイクルで回しまくる

どちらの計画でも1年を使ってやるわけですから、
そのとおりやれば、スタートがどのレベルであっても目標を達成できると
私も思います。
よくある3か月でTOEIC800以上みたいな話ではなく1年でなんとかTOEIC500ですから。

まともです。

では、この通りにやれるのかというと、私はこの計画でも簡単ではないと思います。
といいますのは、この計画を達成するにあたっては、前提があります。
なんとか毎日1時間の学習時間をとってほしい。そのために英語学習を早い段階で習慣化してほしい。

それが出来たら苦労はしないというのが私のこれまでの経験や人の話からの意見です。

多くの英語挫折組の人はメソッドの選択で失敗した人はまずいないと思います。
選択を失敗したために、思いのほか目標達成に時間がかかったという人はいます。
しかし挫折はしていません。

挫折のすべてといっていいと思いますが、それは継続が出来ないからです。
継続といってもラジオ英会話毎日15分聞いているとかではまったく上達しません。
1年聞いたけど意味なかったと挫折する人がいたとしたら、それは考えが甘いになります。
それすら苦痛という人が多いなか、ここでも推奨されているように毎日1時間はなんとか
時間を作る必要があります。

これが1年出来るのであれば、この計画で目標達成は確かにできると私も思います。

そういう意味では、どうやったらいいのかではなくて、どうやったら続けられるのかのほうに
注力したほうがいいと思うのは私だけでしょうか。

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Posted by yannori