やりなおしの英語137 1年間 「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」を聞き続けてみて

すべて理解しているかどうかは別にしまして「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」は全回録画して見ました。
ただし1.5倍速ですけど。

大西先生がラジオ英会話などで語られていることを動画化したものと言えると思います。
ラジオ英会話とセットで見るのが一番いい番組でした。

残念ながらこの3月末で終了してしまいました。

ポール・クリス・マクベイさんはラジオ英会話では3月末にて勇退されましたが、この番組も
そのタイミングに合わせるかのように終わってしまいました。

この番組について、よかったところ、いまいちだなというところを語る気はもちろんありません。
学習番組について批判など出来るわけがありません。
そのようなことが出来る資格は持ち合わせていませんので。

それよりもですね、面白いことがあります。
私自身は、1年間見たおかげで、こういうところが改善されたとか
こういう文が話せるようになったとかを特別に感じるところはありません。

それはラジオ英会話の補講的な役割だと思ってみていたからです。

この番組では生徒役をゲスト2人にやってもらっています。
もちろん、バリ出来る人を使うのではなく、これからやろうとしている
またはやり直そうかなあっていう人を生徒役にしています。

つまり、そういった人がこの番組の対象だということでしょう。

私には実感ありませんが、この番組を1年間見続けたら英語力がどれぐらいアップするのかというのは
知りたいところです。

以前から一日に10分や15分の英語を勉強するぐらいでは、1年たっても
2年たっても英語力は向上しないと思っていますので、見ただけ聞いただけでは
まず変化は起こらないはずです。

放送される内容が悪いわけではもちろんありません。
それだけではほとんど能力向上には寄与しないというだけです。
毎回全文を暗記するとか、前のを復習するとかすればそれはもう確実に
スキルアップするでしょうけど、普通の人はそのやりかたでは飽きてしまいますから
きっとそれが出来る人は少数のまた少数だと思われます。

その効果を確かめられる人がいることに気が付きました。
そうです、ゲストの方です。

番組は10分ですけど、実際制作するにあたっては、それなりの時間がかかっているはずです。
そのあいだは仕事とはいえ、英語に接しているわけですから、
時間としてはそこそこ英語に接していることになります。
もっとも、1週間分かためて撮影しているようですので、インターバルは
1週間です。

1年間見てきましたので、お二人の英語のスキルアップ具合ですけど、見る限りは
1年前と最終回での違いはそれほど認められません。

もともとスキルがあったものの、番組制作上、初心者として演技している
ということもあり得ますが、まあそこまで思うとつまらないので
本当にそれほどでもなかったということにします。

とはいえ、大切なところは習得されていることがわかります。
英語は配置の言語で、後ろに説明が続いていくという大原則などです。

このあたりの話は確かに身いついたようですけど、それを知っただけで
かなり話せるようになるのであれば、ラジオ英会話でも同じことを言ってますので
それを聞いている人は問題なく話せるようになったかというとたぶん答えとしてはノーじゃないでしょうか。

つまり聞いていただけ、見ただけでは1年ではどうにもならないというのが答えです。

ラジオ英会話だけで英語力がアップしているかたはいます。

しかし、ラジオ英会話の1日の題材だけで1時間30分ほど勉強しています。

やはり上達するには1日のある程度の勉強時間がどうしても必要なのはこの番組においても
同じです。
そして、それだけでなく継続しないといけないわけですから、いかに楽しく出来る教材なりを選ぶことも
大切なところです。

そういえば、ラジオ英会話を1年分全部暗記すれば英語は大丈夫だと先輩に言われて、リタイアするので
やるぞと言われたかたがいました。

その方が、1年それをやり通せたかどうかはとても気になります。

英会話,英語

Posted by yannori