シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 消火栓というのがいたるところにあるという事実を今になって知りましたシニアになる前にやっておいたほうがいいこと
地元人たちとも知り合いたいし、少しでも地元の人のお役にたてればと消防団員となって、3か月目です。
1年を通して一番パワーを使うのが「消火栓点検」と言われていました。
消火栓というのは名前のとおり、消防のときに使う水道栓です。
これがどこにあるか皆さんご存じだったでしょうか。
私は今の今までそういうものはビルの入り口あたりについているもの、またはときどき見かける消火栓として
赤いポストみたいにして存在しているものだけだと思っていました。
民家の場合は消防車に積み込んでいる、または持ってきているタンクの水で放水しているのかと思ってました。
火事の現場など見たこともありませんからどこから給水しているかなどを見ることもありません。
これはアスファルトの道路などに消防栓と書かれたマンホールがあり、それを開けると、水道栓が出てきます。
マンホールはよく見かけると思いますが、その一つが緊急事態に使う消防栓なんです。
消火栓だけは特別扱いになっているため、マンホールまたはその周りを黄色にして、これが消防栓だよと教えてくれているんですん。
そんなこともこれまで気がつきもしませんでした。
これらの消防栓のおかげで、万が一火事が起きたとしても安定して給水して放水出来るというわけです。
消火栓点検というのは、このような消火栓をひとつひとつマンホールを空けて、水がきっちりと出てくるかどうか確かめる
という作業になります。
これらについては、消防署ではなくて、消防団の仕事のひとつとなっています。
もっとも、車の行き来の多い道路にある消防栓は危ないので我々としては点検しません。
とはいっても、車道にありますから、車が絶対に来ないということはありません。
そのため、車が来ないかどうかを見張る役のかたがかならずいて、車が来ないかどうかをチェックします。
検査では役割をだいたい決めてやりますが、マンホールを開け閉めするときと
栓を開いたり締めたりする作業はものによってはかなりの力を使わないといけないものがあります。
これら二つの作業は、力つかったなあという気になれます。
ヒザや腰を悪くしているかたは、この作業はやめておいたほうがいいですけど、
若いかたなら喜んでやる作業じゃないでしょうか。
消防というかたちで知ったわけですけど、こういうものによって世の中は火事から守られているんだなあ
と納得した次第です。
警察もそうですけど、消防もまさに市民の直接的な安全のために存在している存在です。