KDPを使って電子出版をやってみよう。
私はライターとしてこのサイトにも紹介させていただいているように、これまでそれなりの数の技術書を書いてきました。
しかし、いまや本屋の数が減っているのでお分かりのように書籍はなかなか売れません。
技術書も例外ではなく企画して出版にまでこぎつけるにはかなりの努力が必要です。
出版社もこのままでは存続すら危ういということで、他業種の会社と協業しながら
あたらしいビジネスを創出したり、ディジタル化を積極的にすすめたりしています。
それでは出版される書籍の数は減っているのかというと確かに減っているように見えますが
電子書籍として出版したものを数にいれるとそうでもありません。
この電子書籍というのは紙媒体としてすでに出版されているものの電子書籍版という意味ではありません。
自費出版の電子書籍版というものです。
自費出版そのものは出版社の力を使いますので結構な費用がかかりますけど、電子書籍では自分ひとりで
すべてやるため費用はかかりません。しかもKDPなどと契約をすればそのまま出版となります。
出版をしたいと考えていた人にとってはまさに夢がかなうわけです。
ただし出版することは確かに出来るようになりますが、見方を変えれば、ブログを書籍形式で公開したのと
たいして変わりません。
そのため出版社で作成したものを上回るか同程度のクオリティを確保することと、それらについて
宣伝をしなくてはなりません。
そうしなければ、誰にも読んでもらえませんし、印税にあたるロイヤルティも
一切入ってきません。
ブログがそうであるように、書籍形式であったとしても、多くの人に読んでもらい高評価を
得たいというのがライターの気持ちだろうと思います。
私のほうでやってみて、どうすればうまく行くかなどを皆さんに公開できるようになれば
と考えています。
出版社と付き合ってきた私としてはどの程度のクオリティが必要かはわかっているつもりです。
そのあたりのことを意識したものをリリースしてみようと考えています。
進捗などもときどき書いていければとは思っています。
これらを参考にされて皆さんも自分で世間に発表したいと思っていることを出版というかたちで実現しましょう。