やりなおしの英語 その146 何歳までやり直しをやれるのか、75歳のかたの挑戦を見守りたい。
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勉強を始めるのに遅すぎることはないとかはよく言われます。
まあ勉強以外にもこの話は使えるとは思いますが、それでは英語学習の場合はどうでしょうか。
「英語学習を始めるに遅すぎるはない」ということにするとどうでしょうか。
私個人の意見では、英語学習をはじめるに遅いはあると思います。
海外在住経験があるかたとかは別にしまして、多くの人は
やり直し英語をするときには、大した英語力は持ち合わせていないはずです。
その大したことない英語力を上げるのに、どれぐらい時間がかかるかは
ここのテーマでも何度も取りあげてきましたが、かなりの時間を費やす
必要があります。
以前一万時間の法則と言われているものを英語にあてはめてみると
とんでもない期間勉強しないといけなくなるという計算をしました。
毎日2時間の勉強で13年ほどかかるということになります。
まあ1万時間必要ないとしてもかなりの時間を使わないとだめだろうは
一般法則的として言えるでしょう。
毎日2時間の計算でもかなりの期間です。
しかし、毎日2時間をそもそもとることが出来るのかということがあります。
もし取れなければ、はなっから学習効果はまったく期待できないということになります。
かけた時間だけでなく継続しないと英語は身につかないからです。
ここは感覚的なことになりますが、かなりの気力があってはじめて多少の効果が出て、
それで続けていけるということになりますので、私の感覚では60歳が
最終ラインじゃないかと思います。
65歳といったリタイアしてしまった年齢では、英語を学習することの意義が
かなり薄れてきますので、気持ちが入りにくいため、
学習時間をとることが苦痛になってきます。
そうなって時間が取れなくなると致命的で何の効果も出ませんので、やめてしまうということになります。
と私は思っているのですが、今お世話になっている英語教室に75歳のかたが
入ってこられます。
もしやり直しとして来られるのであれば、それだけでもすごいことです。
そんな彼がずっと続けて伸びていくのかどうかを参考にさせていただき
それこそ、英語学習をはじめるに遅いはないということを実践していただきたい
と思います。