同じ武道でも見学にいった剣道の師範は非常に厳しかった
武道をやっている私としては、剣道にも興味がありますので、剣道の練習を
見学させてもらいました。
道場は、中学校の武道館でしたが、立派な武道館でしかもエアコンが非常に効いていて
夏に稽古するには最高の環境です。
私が空手でお世話になっている場所はどこもエアコンがありません。
この違いはどこから来るのでしょうというぐらい違っていました。
聞いたところでは、TDLからの税収がかなりあるため、それらを還元しているという話でした。
自治体によって、ここまで違うというのは、正直驚きです。
これが公立中学の設備なんでしょうかというぐらい武道館だけでなくどれもこれも立派です。
剣道がどのようにして稽古をしていくのかですけど、基本的なことをやってから、
先生相手に打つことをやり、それが終わると最後に道場生同志で
立ち合いを少しやらせるという感じです。
まあ空手とも大きく流れとしては変わりません。
興味は、そのあたりではなくて、どのような雰囲気でやらせているかです。
武道ですから、このあたりは同じはずです。
剣友会のＨＰには道場訓のかわりに
「精神の鍛錬」「人を思いやる心」「継続すること」
という言葉が載っていました。
このあたりも、武道にほぼ共通する内容でしょう。
これは師範によるとは思うのですけど、私がみた小学中学年あたりの稽古で
女の子が師範の言葉に対してちょっと横を向いたみたいな感じになったとたん
大声で師範がどなりちらしました。
あなたの、その態度はなんだ。
それが人から教えてもらう人の態度か。
いつも、そんな態度でいるのか。
・・・・
そんなことだと来なくていい。
いやあ、親がたぶんそこに居られたとは思いますが、どう思ったでしょうか。
言われていることは、ごもっともですけど、小学３年とかの女の子に言う言葉としては
きつすぎます。
彼女だけでなく、整列するにあたって、男の子も、そっちじゃない、こっちだと言っただろとか言われていましたが、
彼女に対してのはきついと思います。
私の会長も小学生であろうが厳しい発言はもちろんしますけど、
あそこまで続けてまくしたてるようには言いません。
こら～。（名前）。こっちを向け、とかぐらいです。
ここは会長の方針でしょうから、私からはとやかく言えませんが、この言い方では
辞めてしまう人もいるかもしれないと思ったりしました。
小学生ですからね。
程度の差はあれ、精神を鍛える、礼を重んじるとかは武道共通のテーマですので、
こういった指導については仕方ないのかもしれません。
嫌だったらやめるだけということでしょう。