ゲームを禁止にしても不満を言わない子供がいるのに、なぜ大人でゲームをやりつづける人がいるのか。
家庭を持たれているかたならお分かりでしょうが、幼い子供の相手をTVゲームやYoutubeなどに
つい任せてしまう親が多いかと思います。
幼いころからビデオゲームをかなりやらせてしまうと、肝心の例えば学校の勉強とかに身が入らなくなることは
誰もが知っていることです。
かといって、ゲームを完全にやめさせるは現実的ではないと、1日30分とかの約束でやらせている
家庭も多いかと思います。
先日、ある家庭にお邪魔したときに、気が付いたには子供たちがまったくTVゲームをやっていませんでした。
前回お邪魔したときは、30分わくですが、しっかりと楽しそうにやっていたのにです。
聞くと、30分ということでやらせていたものの、どうしてもまたやりたいという気持ちが起こってきて
やらせてほしいと繰り返して頼むそうです。まあそれが普通の子供かと思いますが。
しかし親によると、これはゲーム中毒なので、完全にやめさせるしかないと判断したとのことです。
確かに、薬中、アル中、ニコ中といった中毒(依存症)症状となった場合は、少しはOKというわけではなく、
完全に断たせるというところまで持っていってます。
個人的には、大人と違い、理性的な考えがまだまだ十分ではない、
つまり我慢が出来ないであろう子供にそんな考えが通用するのでしょうか。
ゲームをやらないために、子供が学校で仲間外れにならないのでしょうか。
それが見事に出来ています。
もちろん、禁断症状に近いものがあったかとは推測されますが、それにしても見事にやめています。
ゲームの登場人物などの話も一切していません。
それでどうなったかと言いますと、ゲームをやっていた時間を他をやるための時間に置き換えるように
なっています。
学生は当然として、社会人でも若いスマホ当然世代は、趣味は何ですかと聞くと50%ほどの若者がゲームですと答えます。
履歴書などにもしっかりと記載しています。
あまりにも多くの人がやっているせいか、自己紹介をさせるとゲームをやっているので、皆さん友達になろうという
感じです。
これだけの巨大産業ですから、ゲームも素晴らしくよく出来ていると思いますけど、
ゲーム好きは、土日の多くの時間、場合によっては、帰宅してからもやるようですけど、何やら時間の使い方を
少し間違えているんじゃないかなって思えるほどやっている人がいます。
学生時代なら多少許せるとしても、社会人となってからは、こんなことしているより勉強したほうがいいのではないでしょうか。
息抜きにするのはもちろんいいんですけど、とことんやる方が結構いますので、いやあもったいないなあって
つい思ってしまいます。
子供ですらやめているというのに、時代を担う社会人がとことんやるっていうのは、何やらおかしいって感じがします。
そういう人は、親が止めるなんてことはないでしょうから、自分の意志で一度全部やめてみるっていうのをやってほしいなって思います。
時間が間違いなく余ってきて、どうしようかとなるでしょうから、するとあれやろうとかこれやろうとか
になるのではと予想します。
そうすると、人間の幅が広がるような気がします。
我慢できないはずの子供でもすっぱりとやめれるわけですから、理性の備わった大人などやめる気さえあれば
その日からでもやめれるでしょう。